活動報告:2024年8月
みなさま、こんにちは。
日々、暑いですねぇ。いきなり話はずれますが、LUUPのサブスク会員になりました(^^)。
LUUPはご存知ですか?電動キックボードを日本全国で提供していて、仲の東京の移動は、ほぼLUUPになりました。駐輪スペースは、都市の隙間を有効利用していて、そこらじゅうに置く場所があり、とても便利です。LUUPの社長さんは30歳らしいです。すごい30歳ですよね。こんな若者がいるなんて、日本の将来に希望が持てます。LUUPは危ないという方も多いのですが、交通も車優先が進むのではなく、多様な手段が混ざり、お互いを気遣う方が良いと、仲は思っています。ただ、ルールを守らないLUUPユーザーを見かけると残念な気持ちになります。
前置きが長くなりました。今日は、仲が参加していた「学習する組織×セルフマネジメント(学セ)」のワークショッププログラムで学んだことを紹介しようと思います。
「生きてるシステムの変化とは、すでに何かが存在するところに新しいものを育てることの副産物だ。(ピーター・センゲ)」
変化を起こそうとしてはだめ。変化は新しいものを育み続けることで、副産物として生まれるものだということです。例えば、組織文化を変えようとするとその組織文化はより強固になる。これは、仲にとって大きな学びでした。仲は、組織の働き方改革をお手伝いしており、そのためには社員の意識改革が必要で、日々、変化を促す仕事をしているのですが、確かに、変えたい意識や文化が逆に強固になる経験をしてきたように思います。
図1は、学セのワークショップで教えてもらったループ図を使って書いたものです。左側のループは自律的にどんどん回っていくループで、右側は、揺り戻しのループです。
まず、真ん中のGOAL の「三方よしの働き方」が育むためには、社員を幸せにすることが重要です。
SFCの前野教授によれば、
「成功が幸福を招くのではない。幸福(だと感じること)が成功を生むのだ。」また、イリノイ大学のエド・ディナー教授によれば、
「自分は幸せだと感じている人はそうでない人より仕事の生産性が31%高く、創造性は3倍高い。」
つまり、社員を幸せにすれば、創造性があがる。創造性が上がれば会社のアウトプットのクオリティが上がり、会社が元気になる。企業が元気になれば、社会も元気になる。その結果を受けて、さらに社員は幸せになれるという自律ループが回りだす。
しかし、変化には揺り戻しが必ず起きるものです。例えば、仕事の結果はすぐには見えてこない。その為に、働いている人はやりがいを感じ難くなり、だんだんサボるようになる。サボる人が増えると上司の管理が厳しくなる。その結果、幸せを感じにくくなる。このように自律ループと同時に減速ループが生まれてしまうのです。ただし、この減速ループを無くそうとするのではなく、ヒントと捉え、対応策を考え実施する。その繰り返しで「幸せは働き方が」育むことが肝要です。仲は、揺り戻しを無くそうとして失敗を繰り返してきたように思います。生きているシステムですから、揺り戻しは前提として考えることが重要ですね。
かなり簡略化して説明しました。現実はもっと複雑ですが、考え方としては理解して頂けたかと思います。希望的観測ですが(笑)。意味不明のところは、是非、コメントでご指摘ください。
最後に今月のソトワーク探索で見つけたところを紹介して終わりたいと思います。
一つ目が麻布台ヒルズの一角で見つけた公園。都会のど真ん中にひっそりと佇む公園が、案外自然の感じられる結構いい場所でした。都会でもソトワークはできますね(笑)。
次が、某オフィスの屋上にあるソトワークスペース。リフレッシュ空間として作られたと思われますが、十分にソトワーク可能で、気持ちよく働けそうです。都市の屋上がソトワークスペースとして生まれ変わるといいなと思いました。
今月もご支援、ありがとうございます。