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R6 地元の公立大学生が筑波大学に逆転合格した話。
初めまして、Nakaroです。
今回は、私が筑波大学へ編入合格した体験談を語っていきたいと思います。
私が合格した学部・学科としては、情報学群・知識情報図書館学類です。
この記事では、受験合格までの道のりや試験での必要事項などを記載しています。また、学習計画表の書き方やフォーマット、参考文献の形式などの部分も記載していくので、ぜひ試験日までこの記事を愛読してください。
自己紹介
私は、前期後期ともに国立大学に落ちて、中期で公立大学に行った人です。その後、人生の生き方を今の大学で学び、大成功した人です。(多分…….)
大学生になり、さまざまなことを学びました。
韓国人🇰🇷の友達ができたり、資格を取得したり、編入合格したり、
来年の夏はフィリピンに語学留学に2ヶ月間行く予定です✨
今まででは考えられないほど、大学生活で一生の価値を得ることができたと思います。今後も価値を逃さないように色々なことにトライしていきたいと考えています👍
旅行ブログもやっているのでもしよかったら見てください。
志望理由について
私が筑波大学のklis(知識情報図書館学類)を志望した理由としては2つの理由がありました。
1つ目は、情報学への興味です。私は高校時代、クラスメイトがみな機械系の学部を志望する人が多く何となくそれに乗っかる形で機械工学部を目指すようになっていきました。しかし、大学に進学して統計学を学ぶ中で機械学習について興味を持つようになることをきっかけに情報学に興味を持つようになりました。
2つ目は、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと関わりを持つことができるという点です。これの何が筑波大学を目指すきっかけになるんだと思う人は多いと思います。 実は、klisは文理融合の学類で文系と理系の人がたくさんいます。また、それだけではなく、私みたいに編入をして今まで学んだことを活かして新しい道を目指す人もいるわけです。そのような場所で人々に巡り合うことで、自動的に自分の新しい道を自己開拓できると思ったからです。私は大学でボランティア活動をしていましたが、工学を学んでいる私はデータから物事を俯瞰的に見たり、誰をターゲットにするかなどを考えずに、とりあえず自分の作りたいものを作って満足していました。私は、自分のしたいものづくりを中心に、ターゲットが誰に当たるのかなど自分よがりで地域貢献の目的とは全く逆のことをしていたのです。ものづくりはあくまで手段です。そこを大学1年生で学ぶことは非常に価値があったと感じています😅
編入試験の対策について
私が筑波大学に合格したノウハウをここで語っていきたいと思います。学習計画表に何を書けば良いのか、面接はどのような形であったか、最低限どんな資格が必要か?などを答えていきたいと思います。
学習計画表
学習計画表は、主に5つの章を記述すれば良いと思います。
1.志望動機 2.在学中での活動 3.貴学への編入後の活動 4.卒業後の計画 5.参考文献 についてです。
フォーマットに関して言うと以下をお勧めします。例1にフォーマットの例を挙げます。参考にしてください。
章見出し:【日本語】MSゴシック,【英数字】Times New Roman,16 pt
節見出し:【日本語】MSゴシック,【英数字】Times New Roman,12 pt
項見出し:【日本語】MS明朝, 【英数字】Times New Roman,10.5 pt
本文:【日本語】MS明朝, 【英数字】Times New Roman,10.5 pt
![](https://assets.st-note.com/img/1696922760664-I5NZVmfJI5.jpg?width=1200)
続いて、5つの章についてそれぞれ必要なことを説明していきます。
1.志望動機
まずは私から言いますが、志望理由についてきちんと考えるようにしてください。なぜ、筑波大学に入学する必要があるのか、あなたが筑波大学に入学することでどのようなメリットが面接官にあるのかです。ここで履き違えていけないのは、自分が筑波大学に入学したい思いだけを書き連ねることです。
面接官や教務課にメリットがあるものを加えると良いです。例えば、AIを用いた研究を貴学ですることで新たな価値を生み出したいとか、単位がきちん取得できていてGPAが高いなどです。そうすることで信用度を得ることができ、受かりやすくなります。
また、過去の経験を活かして筑波大学で研究することをあげるのが良いです。私は、大学での社会貢献の経験と大学で学んだ統計学・機械学習を交えて、データサイエンス×社会貢献の研究を話をしていきました。
私も初めは、筑波大学でしたい研究を書き連ねてばかりいましたが、編入生の先輩からアドバイスをいただき、そのような書き方はやめました。
あの時の先輩、ありがとうございます🙇
2.在学中での活動
これは1.でも言った通り、社会貢献とデータサイエンスですね。
社会貢献に関しては、
「理科離れ」が深刻化している今、小学生に理科への楽しさを教えるイベントや地元を盛り上げるためにARゴーグルを使った観光客の増加を狙うなどをしました。大学一年生で私はこれらの活動を行い、他の受験生との差別化はできたのではないかと考えています。
データサイエンスに関しては、
統計学・機械学習について学びました。大学一年生の6月に統計学2級を取得したり、機械学習を授業または独学で行いました。しかし、機械学習に関して言うと、あんまり成長できていないと感じているので今後もっと勉強していかないといけないなと感じています。
3.貴学への編入後の活動
編入後の活動については、自分のしたい研究と配属したい研究室がうまくマッチしているかをよく考えましょう。これをよく考えないと面接官に突っ込まれるので注意が必要です。
また、履修計画については研究内容に沿ったものにしましょう。例えば、情報学について学びたいのに、図書館情報の科目ばかり履修しても仕方がないです。研究室で必要となりそうな科目を先輩やシラバスを見て調べてみましょう。
4.卒業後の計画
筑波大学に卒業した後にどのような人生を歩みたいかを書くと良いです。筑波大学の院に進学するのか、また就職するのか、留学するのかなど。ここに関しては、あんまりみられないので書かなくても良いです。しかし、面接官から聞かれたら言えるようにはしておいてください。
5.参考文献
参考文献に関してはSIST02形式に必ず設定してください。これを見ておかないと試験はほぼ落ちます。筑波大学の参考文献はSIST02形式、これが書けていないのであれば、筑波大学で研究したいどころの話ではありません。面接官の人は、この子レポート書いたことがないんだろうな、と呆れられてしまいます。本当に気をつけましょう。
下記にURLを示します。
SIST02形式
https://lib.kobe-u.ac.jp/media/sites/3/img-kulip-guidance-ref-2.pdf
面接
面接は1人に対して3人の面接官が対応をします。時間は20分で、初めの10分はパワーポイントによる発表、後の10分は面接官による質問です。
私も面接を行いましたが、若干圧迫面接感がありきつかったです。圧迫面接というよりかは、自分の発言に対して詰められます。例えば、AIを学びたいなら、どのような分野を学びたいか、また、具体的にそれを学んでどのように社会に貢献するかなどに関してさらに深く掘り下げられます。自分は面接経験が浅かったので、もっと社会経験を増やすためにインターンシップなどにもっと参加していきたいと思いました。
面接官が質問しそうな内容を友達などに手伝ってもらい考えることは必要だと感じます。
資格に関して
資格に関してはToeicは持っておいたほうが多少は加点される感じがありました。600点をもっておけば大丈夫だとのこと。まあ、Toeicは必ずしも必要ではないのであまりあてにしないほうが良い感じがしました。しかし、差別化を図れるような資格を持つ必要はあると思います。おすすめは情報系に進みたいなら統計学や基本情報処理など、司書系に進みたいならプログラミングなどの資格をもっておくと得かもしれません✨
最後に
私は、受かるためにかなりの時間をかけました。たぶん学習記録表だけで50時間はかけたと思います。しかし、これは自己分析をする良い機会にもなります。私は実際に試験を受けたことで大きな気付きを得ることができたので良かったと感じています。
受かる受からない関係なしに自己成長につながると思うので、ぜひ受けてみてください!!
有料記事にはなりますが、実際の私の学習計画表やプレゼンを載せたり、相談などのサポートもしていくので、もし興味がある方は覗いてみてください✨