【チュートリアル】Day6|スプラインって何?スイーブで2つの置物を作ってみよう!
初めまして、里穂Rihoです。
前回は、Cinema4Dでの衝突の基本操作を学びました!
前回の記事はこちら。
そして、今回のテーマは”スプライン”です!
このnoteで勉強できることはこちら。
・スプラインペンの使い方を知る
・スプラインから物体が作れるようになる
いざ、作成開始!
作成スタート
| 基本編
1. スプラインの中で断面用の図形を選ぶ(今回は「長方形」)
2.スプラインの中でルート用の図形を選ぶ(今回は「多角形」)
3. 「スイーブ」を選択する
4.断面用の「長方形」のサイズを小さくし、多角形の上へ持ってくる
5.断面用の「長方形」とルート用の「多角形」をスイーブの子にする
これで図形が現れました!
まとめ
スイーブの中に以下の2つの図形を入れると、新たな形状を作成できます!
①どんな断面にしたいか、の図形
②どんな形にしたいか(どんなルートで断面を沿わせるか)、の図形
|応用編
こちらのMaxon公式動画を参考に作成していきます。
1.断面用の「円形」を作成する
2.何本かの縄にするため、配列を選択
3.配列の子にして、配列機能を「円形」へ適用する
4.円形の半径を小さくし、XZ平面上に置く
5.配列>オブジェクトの「半径」を6cmに、「複製数」を6にする。
6. 「C」キーを押し、6つの円を別レイヤーに独立させる
7.そのままオブジェクト>一体化+消去で合成する
8.ビューを「右面」に変える
(!注意!)
変えずに「透視」ビューで作業すると、こんなふうにずれます。
9.スプラインペンを選択し、クリックしながら縄用の軌道を書く
10.曲線にするため、作った点を右クリックし「ソフト接線」を選択する
※点をクリックすると、曲線の形が編集可能になります
11.ざっくり置いた2点目をズームしながら見て、正確に置きます
12.スプラインから図形を作成するため、スイーブを選択する
13.断面とスプラインをスイーブの子に移動させる(この時断面が上)
14.スイーブのオブジェクト>「終了時の角度」を2000°にし、ねじる
15.スプラインの「補間法:細分化」、「分割角度」を0° にする
補間法
「補間法」は、スプラインの曲線をどのくらい細かく分けて編集可能にするか、を調整できるモード。
・なし:点と点を直線でつなぐ。
・ナチュラル:曲線。分割数(点と点を何分割するか)を決める。
・均等:曲線。分割数(スプライン全体を何分割するか)を決める。
・最適:曲線。分割角度(どれくらい曲がったら点を打つか)を決める。
・細分化:曲線。分割角度(どれくらい曲がったら点を打つか)と最大長(スプライン全体をこの長さより短くなるまで分割する)を決める。
* 分割角度=0°(最も滑らか)
16.断面の円の「補間法:ナチュラル」、「分割数」を1 にする
復習 補間法
「ナチュラル」は分割数(点と点を何分割するか)を決められる。
円は最初上下左右の4点があり、今回は各点の間を1分割にすることで最終的に8つの点になっている(八角形になる)。
完成!
今回のまとめ
・以下の階層で物体を作成できる。
スイーブ
|ー スプライン(断面の形を決める図形)
|ー スプライン(全体の形を決める図形)
・スプラインは「補間法」モードでどれくらい滑らかな曲線にするかを調整できる。
参考動画
プロフィール
里穂Riho Twitter
武蔵野美術大学通信過程 造形学部 情報デザイン デザインシステムコース 3年
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