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Vintage furnitureが好きになった#57
こんばんわ。フジロック行きたかった。
行けなかった事に少し落ち込んでしまった。
来年こそはリベンジしよう。
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本日はマルセル・ブロイヤーのご紹介です。
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マルセル・ブロイヤーは、ヴァルター・グロピウスの教え子としてバウハウスで学び、後に建築家としての道を歩み、また家具デザイナーとしても成功を収めました。彼の作品は、芸術と産業を調和させるというバウハウスの理念を具現化し、モダニズムの旗手の一人とされています。
1920年代初頭にバウハウスに在籍していた際、ブロイヤーは自転車の構造に着想を得て、地元の配管工の技術を利用して、チューブ状のスチールを用いた家具を製作しました。このアプローチは、家具のデザインに新たな可能性をもたらし、産業製品としての家具の生産性と機能性を高めました。
ブロイヤーの代表作の1つである「ワシリーチェア」は、彼のデザインの中でも特に有名な作品であり、現代の家具業界においてもアイコン的な存在として受け継がれています。ワシリーチェアは、チューブ状のスチールフレームと皮革張りの座面から成り立ち、シンプルで洗練されたデザインが特徴的です。
ブロイヤーの建築作品も、同様にモダニズムの影響を受けた革新的なデザインで知られています。彼は建築においても芸術と機能性を結びつけ、新しい建築のスタイルを提案しました。
マルセル・ブロイヤーの作品は、バウハウスの精神を反映し、現代のデザインと建築に大きな影響を与えた一つの偉大な遺産とされています。