Vintage furnitureが好きになった#58
こんばんわ。久しぶりに「オリエント急行殺人事件」を観ました。
列車が雪崩で脱線した社内で富豪のアメリカ人が殺された事件を
探偵ポアロが密室殺人に挑む。事件も秀逸であるが、服装や家具にも
ハイラグジュアリーな物が使われ非常に目でも楽しめます。
1974年アガサクリスティー原作
2015年三谷幸喜脚本で日本版。
2017年版にはジョニーデップやペネロペクルスも出演しています。
見やすいミステリーなので、時間ある時に観てください。
本日はアメリカの建築家フローレンス・ノールのご紹介です。
フローレンス・ノールは、アメリカの建築家であり、家具デザイナーでもあります。彼女は1917年にパン職人の家に生まれ、12歳の時に孤児となりました。その後、エーロ・サーリネンの養女となりました。
彼女はクランブリック美術アカデミーに在籍し、同じ時期にエーロ・サーリネンやイームズ夫妻と交流を深めました。その後、イリノイ工科大学で建築を学び、1946年に建築家であるハンス・ノル(Knollの設立者)と結婚しました。フローレンスとハンスは夫婦で事業の発展に取り組みました。
彼女の代表作として知られる「1205 セッティーソファ」は、1人掛けのソファで、シンプルでモダンなスタイルを特徴としています。ただシンプルなだけでなく、深めの座面とゆったりとしたサイズ感が特徴であり、座ってみると居心地が良く、贅沢な寛ぎ感が得られるデザインです。彼女の家具デザインは、機能性と美しさを融合させたミッドセンチュリーモダンの代表的な作品として高く評価されています。