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『日本製鉄釜石シーウェイブス』

本日、釜石シーウェイブスからリリースがありました!

同時に、日本製鉄株式会社・一般社団法人釜石シーウェイブスRFC・株式会社ブレイザーズスポーツクラブの連名で、日本製鉄公式サイトでもニュースリリースがありました。

🐯釜石シーウェイブス、およびリーグワン初期理念原理主義のなかぴーとしては.…

がおっす。
チーム名に企業名を入れる。
うぐっ!
🐯なかぴーもきょう、このこのことを知った時には少なくないショックを受けましたがお。
でも......、都合のいい解釈と言われるかもしれませんが......、
咀嚼して飲み込むことにいたしますがお🔥!

むしゃむしゃ

以下、🐯が咀嚼した内容ですがお。
むしゃむしゃ。

※なお、今回のこのnoteに記している内容は、非公式黙認マスコットキャラの立場で個人的(個キャラ的)に記しているのみでありますがお。
日本製鉄株式会社さん、一般社団法人釜石シーウェイブスRFC、はたまた株式会社ブレイザーズスポーツクラブさんの考え、意見、意向などを反映したものでは一切ございません。一般に公開されている情報から、🐯なかぴーが勝手に「こういうことなんだろな」と考えたことでありますがお。


①先立つものは.…

2022年1月から開始されたジャパンラグビーリーグワン。
従来のトップリーグから様々な面で改革が図られていることは皆さんご存知だと思います。また、その一方、「トップリーグと同じ」面も多々あるとお感じだと思われます。

釜石シーウェイブスは2001年にクラブ化。その後、リーグワン開始に先立ち、2021年6月に「一般社団法人釜石シーウェイブスRFC」として法人化しました。
リーグワンになって変わったところ、変わってないところいろいろあるかもですが、確実に変わったと言えるのは、リーグのホストゲームを開催する主体(リーグワンの規程の言葉だと「主管運営団体」)となり、チケットを販売し、経費を負担し、その収入を得る仕組みになったことです。
また、試合だけではなく、選手、スタッフの人件費をはじめとした経費が掛かります。
トップリーグの時代は、ラグビー協会が主催する大会に「参加」するだけでした。でも、今は違います。
つまりは相応のお金、運営資金が必要なのです。

オカネが回らなければ......。チームが消滅するリスクがありますがお.....。
もし、チームが消滅してしまっては、地域貢献も活性化も.....、ですよねがお。

むしゃむしゃ.…

②「チーム名」に価値を見出してくださった

リリースを見る限り、変わるのは「チーム名」ですがお。
一般社団法人釜石シーウェイブスRFC、株式会社ブレイザーズスポーツクラブは、リリースの連名でこの名称になっているので、運営法人としては名称変更はないと思われますがお。

と、いうことで、つまりはチーム名のネーミングライツが売れた、という理解を🐯は勝手にしておりますがお。

釜石シーウェイブスというラグビーチームに、そしてそのチーム名に価値を日本製鉄さんがスポンサーとして、今まで以上の価値を見出した。

これって嬉しいことですよねがお。

チーム名に企業名があああああ!!とがおがお吠えていた🐯。
そうです。その通りです。
でも、(これはかなり都合のよいいいわけだと🐯も思いますが)
『企業のチームだから、企業のラグビー部だから、チームを持っているのはその企業だからチーム名に企業名を入れました』
というのとは違うと思うのです。

チーム名の冠としてネーミングライツが売れた。
そういうことではないでしょうかがお。

③2021年度には最高益!

日本製鉄さん。ここ数期の連結事業利益は以下の通りですがお。
2018年度 3,369億円
2019年度  765億円
2020年度 1,100億円
2021年度 9,381億円
2022年度 9,164億円
(「日本製鉄株式会社統合報告書2023」より)

また、2023年度見通しは6,900億円とのこと。
(2023年09月08日/株主様向け経営概況説明会「当社経営の概況」より)

つまりは日本製鉄株式会社さんは好調ということですがお。
好調だからオカネを出しやすくなる、という単純な話ではないことはもちろん🐯も理解しているつもりです。
CNに向けてこれからいろいろな設備投資、研究開発費が必要でしょう。
でも.......。会社の業績が悪い、って状態よりはオカネを出しやすくなる、というのは間違ってはいないと思います。
そういや、ちかごろはCMも.....。

逆に、日本製鉄さんにスポンサーとして支援をいただいている釜石シーウェイブス側としては...........…
もちろんのこと、ここはチャンスですがお!
ボーナスポイントゲットチャンス!!🔥

「増額してください!お願いします!」
と営業攻勢をかけるべき局面です。

リリースにはどこにもそんなこと(支援額が多くなる)なんて書いてませんけどね。想像ですがお。

要は、鉄で海を元気にしているんです。

日本製鉄株式会社さんのCMより

むしゃむしゃ。

④V7ノスタルジー世代への訴求効果

「しんにってつかまいし」
「かまいしぶいなな」
「きたのてつじん」

ある世代のある層の方々には、「釜石」という言葉と「新日鉄」というキーワードが重なると、足し算ではなく掛け算のインパクトがあるのではないでしょうか。

日本製鉄釜石シーウェイブスは、かつて「北の鉄人」と呼ばれ、日本選手権大会7連覇を遂げた新日鐵釜石ラグビー部のDNAを受け継ぎ、21世紀の幕開けと共に新しいクラブチームとして設立されました。

日本製鉄釜石シーウェイブス公式サイトより

いままでは「釜石シーウェイブスRFCは、」でした。

知っている方は知っている。でも、知らない方は知らない。
「新日鐵釜石、ああ、知っているよ。昔、ものすごく強かったよね」
ここまではある世代のある層の方々はほとんどと言っていいほどみなさん覚えてくださっています。
でも.......。
「今は釜石シーウェイブスって言うの?」
ここまでご存知の方は......。どうでしょうか。

🐯はノスタルジックなことを言いたいのではありません。
訴求力がアップするという期待が持てるのですがお。
ある世代のある層の方々......。オカネを持っていらっしゃる層と被っているのではないでしょうか。ぐふふ。

むしゃむしゃ。

⑤「企業の所有から地域と共生へ」の看板は降ろしたのか?

否。であると🐯は受け止めました。降ろしてはいません。降ろすはずはありません。
日本製鉄さんも、釜石シーウェイブスもです。

2001年、新日鐵が企業スポーツついて、「所有から支援へ」の転換を図り、ラグビー部は釜石シーウェイブスRFCに衣替えしました。
単独の企業がチームを所有していては、業績によって存続が左右されてしまう。休部・廃部ではなく、地域と密着、共生していくスポーツ活動を支援し、存続させることを目的とした新しい観点による転換でした。

今回、チーム名に「日本製鉄」の冠が付きました。
でも、連名のリリースには、
「チームを応援してくださる皆さまおよび地域の活性化に貢献することを目指します」
と明記されています。

2001年にクラブ化されてから、シーウェイブスは地域の企業さん(岩手や東北だけではないので、全国の企業さんという表現の方が適切ですねがお)や、地元の、そしてこちらも全国の個人サポーターのみなさんからたくさんのたくさんの支援をいただいて活動してきています。クラブのスタッフ、そして選手の皆さんにも、様々な立場でクラブの活動に参加してくださった方々がいらっしゃいます。
新日本製鐵さんも、会社名は新日鉄住金さん、日本製鉄さんと名称は変わりつつも、クラブ創設後からずっと、変わらぬご支援をいただいてきています。

そのクラブにぼくたちが声援を送ることができる。
ぼくらのまちに誇るべきラグビーチームがあり続ける。

様々な方々から支えられて、様々な方々が釜石というまちで20年以上も守ってきた釜石シーウェイブス。
これはいままでも、そしてこれからも変わりはないはず。

かつて、2001年のクラブ化の際、活動の本拠地を釜石以外のまちにすることも検討されたと聞いています。でも、そのときも、そして今回も、シーウェイブスの本拠地が釜石であることには変わりはありません。

これからも、うのスタで、うのスタではなくても、日本製鉄釜石シーウェイブスの試合ではかまいしコールが響くはずですがお。

かーまいしー!かーまーいしー!かーまいしー!かーまーいしー!

むしゃむしゃ。

ごくり。

これからも、シーウェイブスが釜石にある限り。
🐯はシーウェイブスを応援し続けますがお。


※ところで!我王(ガオウ)さん!
すみません。🐯の勉強不足でした。
じつは今回初めて知りました。申し訳ございません。
ブレイザーズの公式マスコットさん。
我王(ガオウ)さんというのですねがおう。

よろしくお願いいたしますがおう!

どんとはれ。