ラバさんの📱スマホとWORLD RUGBY AWARDS 2019, Award for Character in association with Land Rover – The city of Kamaishi
昨年の11月3日。スプリングボクスの優勝でRWC2019の幕が降りた翌日。WORLD RUGBY AWARDS 2019の発表と表彰式が東京でありましたがお🐯
年間最優秀選手(ピーターステフ・デュトイ/南アフリカ、エミリー・スカーラット/イングランド)や最優秀チーム、最優秀コーチなどの発表、表彰とともに、ぼくらのまち釜石市が「キャラクター賞」(*)をいただきましたがお🐯
(*)"Award for Character"=「品格賞」と訳して報道していたメディアもありましたがお。
👇Award for Characterの紹介映像ですがお。
【津波の映像が含まれていますのでご注意ください】
授賞理由は以下の通りでしたがお。
Rugby has a long, proud history in Kamaishi and the rugby community was a pillar of strength in the aftermath of the devastating earthquake and resultant tsunami on 11 March, 2011 that claimed more than 1,000 lives in the town. As Kamaishi began the long road to recovery the idea was raised of hosting Rugby World Cup 2019 matches to bring hope to the local people. An emotional presentation convinced Japan 2019 organisers to name Kamaishi one of its 12 host cities and the Kamaishi Recovery Memorial Stadium was duly built on the site of the elementary and junior schools that were destroyed. On 25 September, 14,025 fans were welcomed for the Fiji v Uruguay match on a day of celebration and remembrance. Typhoon Hagibis sadly forced the cancellation of the Namibia v Canada match on 13 October – with both teams pitching in to help the recovery effort - but Kamaishi was already one of the endearing stories of RWC 2019.
【なかぴー訳】
長く誇り高いラグビーの歴史を持つまち、釜石。2011年3月11日の津波により1,000人以上の命が奪われたそのまちで、ラグビーは大きな強いよりどころでした。釜石が復興への長い道のりを歩き始めたとき、ラグビーワールドカップのホストシティとなることにより、まちのひとたちに希望をもたらすことができるというアイディアが生まれました。釜石の人々による感動的なプレゼンテーションにより、RWC2019の主催者は開催12都市のひとつに釜石を選び、津波で被害を受けて取り壊された小学校・中学校の跡地にスタジアムが建てられました。
9月25日、記念と祝福の日となったその日、フィジー対ウルグアイの試合には14,025人の観衆が迎えられました。
10月13日に予定されていたナミビア対カナダは、台風19号・ハギビスの影響により残念ながら開催中止となりましたが、両チームは台風による災害からの復旧の手助けを懸命に行いました。
釜石のRWC2019のストーリーは多くの人々の心をひきつけました。
*なかぴー補足
「感動的なプレゼンテーション」とは、RWCLのみなさんが開催都市視察のために訪れたときのエピソードを指しているのだと思われますがお🐯
当時、まだ鵜住居小、釜石東中の跡地は盛り土置き場となっていました。視察においでになった方々にこの場所に建てられるスタジアムをイメージしてもらおうと、建設予定の敷地を囲んで大漁旗を振ったんですがお。
その写真は残っていませんが、視察時のようすはこちら👇
🏆授賞式には山崎秀樹副市長、ラバさん、洞口留伊さんが出席
釜石から山崎副市長、ラバさん、そして留伊さんが出席しましたがお。
受賞者を代表してラバさんが英語でスピーチ!
授賞式のライブ中継をみていたなかぴーは、ラバさんの左手に📱スマホが握られていることに気付き、
「???なんだ?緊張しているかな?」
と思ったのですが、その後、理由がわかりましたがお🐯
ラバさんの📱スマホ
緊張した面持ちのラバさんのスピーチが始まりました。
(ラバさん)For Kamaishi, rugby is the symbol of solidarity.....
チラッ👀スマホ📱を見てカンニング
➡スイッチャーさん、気を利かして引きの映像に。さすがプロ(笑)
(ラバさん)And, we are proud to host to the Rugby World Cup. We will continue to form tight scrum for the future..., thank you very much.
♪チャーンらーん チャーンラランラーン(舞台のそでにいくときに流れる音楽)
ほっとした表情のラバさんを先頭に舞台のそでへ向かう釜石の3人。
スピーチの大役を果たしたラバさん本人より、すぐとなりで見ていた留伊さんと副市長のほうがハラハラしたかもしれませんねがお(笑)
過去のAward for Character🏆
ちなみに、この"World Rugby Award for Character"(品格賞)は2015年から設けられており、過去の受賞者の方々は以下の方々となっておりますがお。
🏉2015年度
Pakistan Rugby Union(パキスタンラグビー協会)/パキスタン
2014年12月に発生したペシャーワルの学校でのテロ事件。その2か月後、パキスタンラグビー協会は、ペシャーワルでラグビーの試合を開催することによりコミュニティの結束を示しました。
🏉2016年度
ROB - Rugby Opens Borders (ラグビー・オープンズ・ボーダーズ)/オーストリア
2015年からオーストリアへの難民・移民とラグビーを通して社会的共存を目指す活動をしている団体です。
🏉2017年度
Eduardo Oderigo(エドゥアルド・オデリゴ)氏/アルゼンチン
2009年から行っている刑務所でのラグビーを通じて受刑者の更生を図る活動が表彰されました。
🏉2018年度
Doddie Weir(ドディー・ウィアー)氏/スコットランド
元スコットランド代表。2002年に現役引退後、2017年、47歳の時にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断される。その後、ALSを含むMND(運動ニューロン病)の治療法の研究や患者の方々のための基金「My Name'5 Doddie Foundation」を設立、運営しています。
2020年度の🏆World Rugby Awardsは?
今年度はCovid-19の感染拡大に伴い、通常の年とは異なるようですがお。
ファン投票によりここ10年間の最優秀選手などを選出するほか、"RUGBY’S HEROES OF COVID-19"として、Covid-19に立ち向かうラグビーコミュニティの方々にスポットライトをあてるとのことですがお🐯
RUGBY’S HEROES OF COVID-19
🏉マクシム・ムバンダ(イタリア代表)/救急車の運転手にボランティアとして従事
🏉サラ・ハンター(イングランド代表)/ロックダウン中のNHS(イギリス国民保健サービス)従事者への公開書簡
🏉タプフマ・パリレニャトワ(元ジンバブエ代表)/医師としてCoivid-19と対峙
🏉最前線のオールブラックスたち
🏉カナダセブンズのヒーローたち
🏉カナダ・ケベックのジェームズ・アッカーレフェリーの「ラグビースープ」
🏉ケープタウンでの食品梱包ボランティアに従事するスプリングボクスたち
🏉テス・フィーリー(アメリカ合衆国代表)/看護師
🏉バカリ・メイテ(コートジボワール出身、フランスのラグビー選手)/医療施設での清掃・消毒ボランティアに従事
🏉シャイレン・トゥドゥ(元インド代表)/Covid-19で飢餓に苦しむ人々のための財団を設立
🏉ジェイミー・ロバーツ(元ウェールズ代表)/ボランティア医師としてNHS(イギリス国民保健サービス)に従事
今年度のWorld Rugby Awardsは12月7日(月)にweb上で開催、ライブ配信されるとのことですがお🐯