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2018年 51冊目『Chicken Soup for the Soul』
私の英会話のパートナーBej Narita.Premさんからの誕生日祝いで頂いたです。
彼も本が大好きで、経営、マネジメント、ITなどたくさんの本を読んでいます。
彼が原書を読んでいて、私が和訳を読んでいて盛り上がることもたくさんあります。
著者はニューヨークタイムスとUSATODAYでNo.1著者と評価されているジャック・キャンフィールドさんと マーク・ビクター ハンセンさんです。
一般の方の心温まる人の話がたくさん載っています。
英語の勉強にもなりますし、おすすめです。
冒頭にChicken Soup for the Soul will help you put a million smiles in your heart.とあります。
1つ1つの話を読むと、ほんとそんな気分になります。
このsmilesはニュアンスが多岐にわたる気がします。
心温まる話もありますし、危機一髪を回避できたって話もあります。
例えば、仕事一辺倒で過ごしてきた父親がいました。
彼には息子がいて、成長を期待していることもあり、いつも厳しく接していました。
ふとしたことから、息子に「愛している」と伝えようと決めました。
息子に伝えると、息子は大泣きします。
実は、だれにも愛されていないと思っていて、明日自殺をしようとしていたのです。
父親の言葉で、自分は愛されていることを知り、大泣きしたのです。
危機一髪で息子の自殺は回避されたのです。
5歳くらいの男の子の話もありました。
お姉さんが病気になり、輸血が必要になりました。
特殊な血液で5歳の男の子からの輸血が必要だったのです。
彼は両親から相談され、少し悩んだ末、快諾します。
そして、姉と並んで輸血しているベッドの上で、彼は両親に聞きます。
「僕はいつ死ぬの?」
彼は、自分の血を全部上げて、つまり自分の命と引き換えに姉を助ける決断をしていたのです。
ほんわかする話もあります。
子供同士の話だけではなく
大人の仕事の場面の話もあります。
いろいろ考えさせられる本でした。
ありがとうございます。
▼前回のブックレビューです。