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【部活動の地域移行について✍🏻】


※大変有意義な視察だったため、少し文章が長くなってます💦

10月28日月曜日、今日から大竹市議会総務文教委員会のメンバーと共に、3日間の東京視察に行っております✈️

昨年インフルエンザで行けなかった為、今回初めての管外視察です🏃‍♂️‍➡️

大竹市議会では、これからの大竹市で起こりうる課題について、先進事例となる他の自治体にお伺いし、調査、研究する視察を行なっています✍🏻

この度も、委員会メンバーより希望する視察先を提出し、3つのテーマに絞られ、視察先が決定しました。

この度の視察は
①部活動の地域移行
②DXによる業務改善
③コミュニティスクールの取組

の3テーマです🤔

私は現在玖波で行われ、これから各学校での取組もはじまる③のコミュニティスクールの取組について希望し、無事採用されました👏🏻

さて初日は茨城県つくば市で取り組まれている【部活動の地域移行について】

現在、スポーツ庁では、教師の負担軽減、子どもたちのスポーツする機会を無くさないよう、学校での部活動を地域に移行する取組を進めています🤔

その先進事例が茨城県つくば市での取組です👀

つくば市では、学校部活動の地域移行が進められています。

この取り組みは、生徒の多様なニーズに応えるため、部活動を学校から地域のスポーツ団体や文化団体に移行させることを目的としています。

2018年度から始まったこの移行は、谷田部東中学校や茎崎中学校などで実施されており、生徒は専門的な指導を受ける機会が多くあります。

地域移行の目的は、生徒が自分の興味やニーズに応じた活動を選択できる環境を整えることです。

少子化や教員の負担軽減を背景に、例えば平日の部活は学校で、土日の部活動は地域団体で、という形で連携しながら、取り組んでいます。

連携型として、つくばFCやつくば大学の学生ボランティア、JTBなどの民間企業が事務局や指導者の役割を担っています。

たとえば、「みどりの学園義務教育学校」では、すべてのクラブ活動を地域に委託し、専門的な指導者による指導が行われています。

この地域移行には費用負担も伴い、保護者は月額会費を支払う必要がありますが、その金額は年々変動しています。例えば、ある学校では月額3,850円かかり、来年度には5500円になる予定です。

また、教員の働き方にも大きな影響を与えており、活動部の指導から解放された教員は授業準備など教育活動に時間を割くことができるようになり、ストレス軽減に繋がっています。

課題としては「学校間の移動」があり、生徒たちが異なる学校で活動する際には安全面での配慮が必要です。

学校側と地域指導者とのコミュニケーションや、教育的な内容指導についてもこれから検証が必要になってきます。

つくば市の部活動地域移行は、生徒にとって新たなスポーツ・文化活動の環境を提供しつつ、教員の負担軽減にも取り組む重要な対応です。

しかし、その実施には保護者とのコミュニケーションや安全管理など、多くの課題もあります。

先進事例を調査研究し、これからの大竹市の取組としての所感は、大竹市ぐらいの小規模都市だと民間委託ではなく行政管轄で行った方が良いと思いました。

つくば市は大学、プロスポーツ団体など連携型で管理運営できる組織がありますが、大竹市で行う場合、管理運営できる民間企業を探すことのハードルが高いです。

また、地域指導者の確保、子ども達の送迎、中学校の部活動として総務学事課が担当するのか、市民スポーツとして生涯学習課が担当するのか、庁内での担当課決定についても議論しなければなりません。

まだまだ大竹市としてはこれからの取組になりますが、現実問題、やりたい部活動が近くの学校になく、中学校進学の際に別の学校に進む子どもがいる状況です。

部活動を地域に移行するというコンテンツを渡すだけではなく、子ども達の教育、スポーツの機会創出につながる重要なテーマです🤔

これから様々な場面で地域との連携を進めていく取組が増えてきます。だからこそ我々議員は地域の方と繋がり、プレーヤーを発掘していかなければなりません。

改めて日々の活動の大切さを実感しております😌

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