「すごっ。」ただこの一言。
日本政策学校の授業でした。今日の授業は「すごっ」の一言。現役網走市議会議員である近藤憲治先生の講演でした。近藤先生のような熱く、行動力のある地方議員ばかりだと、日本の将来は必ず明るくなる感じました。キーワードは、【市民の意識改革の起点】になること。
近藤先生のプロフィールはこちらです。
WIXでホームページを作ってらっしゃる議員さんをはじめてみたので、自分も作ってみようと思いました。
本日の授業は、「統一地方選挙2023対策特別講座」と題し、網走市議会議員である近藤憲治先生の講演でした。
地方議員として行っている取り組みや課題、地方議員の実情など生の声を多く聞けて、あっという間の2時間でした。印象に残ったエピソードと言葉を並べていきます。
議員定数削減+議員年収UP
議員定数削減を叫ぶと同時に、議員が頑張れる制度にしなくてはいけない。
網走市でも市議会議員の数が多過ぎると市民の皆さんから言われていたそうです。網走市議会議員は近藤先生が出馬された2011年には30名でしたが現在は20名となっているそうです。
しかし近藤先生は、議員定数削減がなぜ叫ばれるのかを考えたそうです。そこで考えたことは、議員減で浮いた財源を、残った議員に分配し年収をあげるというものだったそうです。
30名だった議員を20名に減らし、600万円だった年収を、浮いた財源を当てることで800万円にしたそうです。理由としては、市議会議員のプロがいてもいいんじゃないかという点でした。
市議会議員は兼業できます。市議会議員をしながら民間で働くこともできる立場にありますが、それ故に100%議員活動に打ち込めず、結果として質の高い議論ができていないということでした。
また議会答弁でも、兼業されている議員は調べる時間や、勉強する時間が少ないため、圧倒的に知識量がある市役所職員と議論になってないとのことでした。
市民の声を代弁するだけではなく、物事の本質は何か、どうすれば網走市が良くなるのかという、意見に耳を傾け、自分で考え、実践する、課題解決能力がこれからの地方議員にも必要だなと感じました。
また議員定数削減の際によく出てくる「何の仕事をしているのかわからない」という声についてです。この問題は私もずっと考えているのですが、市議会議員さんの中でも、しっかり議員活動されている人がいるのに、それを情報発信している人が少な過ぎるという点です。
経営も一緒ですが、安くすればお客様が来るのではなく、価値を感じ、満足度を超えることでファンになって頂けます。
議員活動もこれと同じだと思い、やっている仕事が見える化していて、納得してくれるボーダーを超えていたら、このような声も上がらないように感じます。
そこで近藤先生はSNSでの情報発信もしているのですが、月に1回リアルな市政報告会を開いているとのことでした。それも開く前には、新聞広告に掲載し告知をされるそうです。
そこで意識されていることは、一方通行の発信だけでなく、来て頂ける方の声を聞きやすくし、問題意識を市民の皆様に持って頂く為に、あえて喋り過ぎないということでした。
表題にもありますが、これからの地方議委員の役割は、市民の代弁者だけではなく、市民を巻き込み町の課題解決の起点になれるかという事だそうです。
人口が減少していく中、どうしても行政サービスだけでは課題解決できない部分も出てきます。そこで大切なことは、声をあげる環境作りだけでなく、あくまで街を街を良くしていくのは、行政、市民、地方議員という街に携わるプレーヤー全員なんですよということ。
この問題提起が出来る議員がいらっしゃるというのは、非常に勇気をもらいました。これから活動していく中で、自分一人で解決できることは微々たるものなんだと、過信するなよと改めて認識させて頂きました。
市民の意識改革の起点作り。これこそが現代に求められている地方議員の資質だと感じました。近藤先生ありがとうございました!
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