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仮称おがたこども園の愛称募集について

大竹市役所庁舎敷地内に小方認定こども園と子育て支援センターを併設した(仮称)おがたこども園を建設しています。この愛称を一般公募しています。こうした市民を巻き込む取り組みは、非常に素晴らしいと思います。さて、どんな愛称を応募しようかワクワクしています。

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令和4年4月に開設予定のおがたこども園の愛称募集について10月の市広報で知りました。この仮称おがたこども園はもともと大竹市にあった、なかはま保育所と立戸保育所が統合移転されたもので、子育て支援センターどんぐりHOUSEも移転されます。

こちらのこども園では、子育て講座や母子保健事業(乳幼児健診やパパママスクールなど)の実施にも活用できる設備を整えており、気軽に子育ての相談が出来る場となり、大竹市の子育て支援の拠点となる場所となります。

私は小学校1年生まで大竹市に住んでいましたが、このなかはま保育所に通っていて、幼いながらも断片的に記憶が残っています。2歳下の妹と通っていましたが、妹がきつねうどんのお揚げが食べれなくて、2部屋隣の私の部屋まで持ってきたという不思議な記憶が残っています(笑)

募集要項は下記の通りです。

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留意事項にもあります通り、誰もが覚えやすく親しみ安いというのが非常に大きなポイントだと思います。

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他自治体をみても、愛称の公募は広く行われています。例えば高知県のアンテナショップ【まるごと高知】や、三重県伊賀市にある上野市駅前再開発ビルの【ハイトピア伊賀】があります。ハイトピア伊賀は、俳聖松尾芭蕉翁のふるさとで俳句の都「俳都」と理想郷の「ユートピア」を組み合わせたもので、伊賀市の新しい顔として、伊賀らしさ、親しみやすさを表現されているそうです。

下記サイトのネーミング公募特集によると、「行政主導のジャンルでは、市や地域名をさりげなくネーミングに取り入れ、語呂の良いものに仕上げた作品が多く選ばれているという印象を受ける。これは【地名や風景+α】の単純なネーミング法だが、万人に伝わりやすくどちらかというと真面目な案が採用されやすい自治体主催のネーミング公募では有効な方法であるようだ。」

参照:https://www.koubo.co.jp/tokushu/201308_2.pdf

と記載があるように、地名をわざわざ入れるというのは、わかりやすく親しみを覚えやすいなと感じました。もう少し広い視野で見ると、これから大竹市に移住してくる子育て世代の方々に向けての意識もあったら良いなと思いました。ネーミングを見て、こども園に興味を持ってもらい、調べることでその良さを感じてもらうことで、移住先の候補に上がるかもしれません。

そこまで考えなくても、、、と思われるかもしれませんが、1文のキャッチコピーという視点で見れば、出来るだけ物事を多角的に見て、言葉や文章を書き出すことで、新しい視点が見えてくることもあります。

これは、中野自動車のSNSや広報戦略の際に、短くて伝わるキラーフレーズを勉強したときに感じたことですが、文章が短ければ短いほど、相手に伝わり、記憶に残ります。

また愛称公募の広報戦略を、ブランディングにも生かしている事例もありました。

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秋田県庁が行なった、秋田米の新品種『秋系821』の名前を募集した事例で、最優秀賞には、賞金100万円と新品種米30㎏が贈られまするというもので、SNSを中心に情報拡散され、ネーミングライツ(名称公募)だけで終わらせるのではなく、ブランディングも同時に行った広報戦略は見事だと思います。公募要項も下記の通り洗練されたデザインで行っています。

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話が多岐に渡りましたが、今回のおがたこども園の愛称公募をきっかけに、他自治体の事例を見てみると、様々な取り組みがあることがわかりました。

知識や教養を広める為には、知っている情報をアウトプットするのではなく、そこから少し調べてみるという習慣が、新しい視点を生むと感じました。

インプットしてからアウトプットではなく、アウトプット前提のインプット

の方がより記憶にも残ります。これも齋藤孝先生の本に記載がありましたので、参考に是非。

さて、愛称公募について情報収集を行っていこうと思います。

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