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地域の繋がりを見える化しよう。

10月24日(日)アゼリアおおたけにて、【おおたけスマイル文化祭ワークショップ】を開催しました。今回は大竹市の歴史伝統文化である【おおたけ手漉き和紙】を勉強し、子どもたちにメッセージを送ろうということで鯉のぼりメッセージアートを作成しました。地域の繋がりを見える化することで、ふるさと大竹に愛着を持つ子どもが増えますように

おおたけスマイル文化祭では、大竹市内の文化活動を行なっている子どもたちに、発表・表現の機会を作ろうと企画しております。思い出を作るための表現・発表の機会を作ることも大切ですが、地域の大人と子どもたちの繋がりを実感して頂こうと、鯉のぼりメッセージアートを作成しました。

こちらがおおたけ手漉き和紙の里様の、おしゃれなホームページです。

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前半45分で大竹市の歴史・伝統文化である【おおたけ手漉き和紙】について発表させて頂きました。おおたけ手漉き和紙は、400年以上受け継がれてきた伝統技法で、大竹市は、広島県で唯一手漉き和紙の伝統が残っている街です。

おおたけ手漉き和紙は、原料となるコウゾは地元大竹産のものを使用し、小瀬川の綺麗な清水を使用して和紙を作っております。和紙の種類もたくさんあり、書道用の和紙や提灯用和紙など様々な種類があります。

江戸時代には1,000軒を越えていた和紙生産者も、今ではおおたけ手漉き和紙の里のみとなっています。地元のボランティアスタッフさんを中心に、その伝統技法を後世に残そうとしておられます。

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今回は、そのおおたけ手漉き和紙を使用し、巨大鯉のぼりメッセージアートを作成し、地域の繋がりを表現しようとワークショップを行いました。

2チームに分かれ、シート状の和紙から、鱗シートを切り抜き、鱗模様を描いていきました。新型コロナウイルス感染症の影響で、こうして人が集まって作業をすることがなかったので、久しぶりに楽しい時間を過ごせました。

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参加してくれた子ども達も、鱗模様を描いてくれたり、切れ端の和紙を回収してくれたりと大活躍でした。

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そして鱗シートが完成すると、裏面に出演してもらう子ども達に向けて、地域の大人・子どもから本番に向けてのエールを書いていきました。出演団体毎にメッセージを変えようということで、どんな発表をするのか、どんな打ち合わせをこれまでしてきたのかなど、出演する子ども達の様子を参加者に伝え、本番に向けてモチベーションが上がるような、熱いメッセージを記載して頂きました。

何より嬉しかったのが、メッセージを書くという動作が作業になるのではなく、どうしたら伝わるか、何を書こうかなど、参加者が大人も子どもも真剣に考え取り組んでくれたことです。

見える化する、文字化するものは、その想いの熱量が必ず現れます。文量であったり、ワードチョイスであったり、子ども達の様子を想像してもらいながら、150枚を超えるメッセージを書き上げていきました。

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最後に、書いたメッセージを机の上に全て並べてみましたが、圧巻でした。単純なことかもしれませんが、言葉にすることでその想いは必ず伝わるなと思いました。

今日、早速大竹高校さんにメッセージを持っていきましたが、非常に喜んで頂けました。

SNSなどで誰でも簡単に発信できる時代になって、発信するというハードルが下がり、誰でもいつでも表現できる時代になりました。だからこそ、相手のことを考え、想いを寄せ、伝えたいメッセージを手作業で作ることに非常に価値を感じます。

デジタル化していく社会もワクワクしますが、こうした手間隙をかけて作成したものも、非常に胸を熱くさせてくれます。

本番前日に出演者の子ども達からの返信メッセージをもらう予定です。非常に楽しみにしております。今回の作品を通じて、子ども達には「地域の大人達は応援してるよ!」「頑張ってる姿に元気をもらってるよ!」などの想いを届けたいですし、子ども達からのメッセージには、家族、仲間、地域の方がいることの大切さを表現してほしいなと思っています。

こうしたやりとりがあることで、世代を越えた地域の繋がりが形成され、笑顔になれる思い出が増え、ふるさと大竹に愛着を持ってくれる人が増えていくと思います。

地道かもしれませんが、こうした取組が、地域の繋がりを実感するものだと改めて感じました。

良い時間だったと本当に思います。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。

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