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おおたけ手漉き和紙のお手伝い

青年会議所の先輩である立戸郵便局の辻川さんが、Facebookで和紙のゴミ取りボランティア募集の投稿をされているのを発見し、今回で3回目のお手伝いをさせて頂きました。できる時にできる量だけお手伝いさせてもらえるのはありがたいです

おおたけ手漉き和紙は、広島県で唯一手漉き和紙の伝統が残っているという、大竹市の伝統産業です。大竹の和紙作りは江戸時代初期に始まったとされ、藩の専売事業として発展し、大正時代には、千軒もの製紙家があったそうです。しかし、機械化や洋紙への転換などにより、現在は、おおたけ手すき和紙保存会さんのみが生産されています。

おおたけ手漉き和紙は、青年会議所事業でも度々関わらせて頂いています。また、現在は新型コロナウイルス感染症の影響で開催されていませんが、栗谷で行われる【山の日】のイベント時に、手漉き和紙体験のお手伝いをさせて頂いていました。

おおたけ手漉き和紙は、和紙保存会さんが中心となり、地域のボランティアスタッフの方々のご協力もあって、その伝統が紡がれています。

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私は辻川さんのFacebook記事で、和紙のゴミ取りボランティアについて知る事が出来、今回で3回目のお手伝いをさせて頂きました。立戸郵便局に取りに行くといつも、小分けにした和紙をジップロックに入れて頂き、ゴミ取り用のピンセットもご用意頂いています。

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話は逸れますが、立戸郵便局さんの入り口には、毎日違うメッセージが書かれているボードがあります。継続は力なりと言いますが、毎日の想いを文字にして発信されているのはすごいです。

さて和紙に戻りまして、小分けにされている和紙を洗面器などに水をはり、ふやけさせるように水を含ませます。その和紙の繊維を細かく割いていきます。。和紙に付いている木屑や皮をピンセットで取り除くのですが、繊維の中や裏側にあるので、木の皮を割いては水に浸し裏返します。

何度か行なって全体のチェックが終わると水気をよく絞り、また小分け用の袋に戻します。そして、取り除いた皮や木屑は別の袋に取り分けます。この別にしている木屑や皮を後の工程で入れることで、味のある手漉き和紙になります。

今回も辻川さんが発信してくれたから、知る事が出来ました。伝統産業といった先人達が紡いでくれた歴史を後世に残す為にも、長く細く関わる事が非常に重要です。だからこそ冒頭にも記載があるように、できる時にできる量だけお手伝いするという、無理をしないという事が大切になってくると思います。

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