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おおたけブランドコミュニケーション戦略室

前回の記事で記載した2年前の2021年4月に大竹の地で行われた、「湯﨑知事と広島の未来を語ろう」と言う広島県主催の事業に参加し、あの時語った、「おおたけブランドコミュニケーション戦略室」について以前も記載しましたが、改めて書きます。

【湯﨑知事と広島の未来を語るin大竹】でプレゼンした【おおたけブランンドミュニケーション戦略室】は、今も変わらずこの街にとって必要なものだと考えています。情報が溢れるこの時代に、ふるさと大竹に必要なものは、【大竹のことなら、ここに聞けばなんでもわかる!】という情報収集専門のチームです。

持続可能な地域を作る為には【おおたけブランドコミュニケーション戦略室】の必要性についてプレゼンしました。

冒頭に戻りますが、【ふるさと大竹の魅力に市民一人ひとりが気づく】為には、何が必要かと問われると、【情報】しかありません。

『ふるさとおおたけの魅力はなんですか?』と聞かれるとどう答えますか?

自分のふるさとがどんなところか、何があるのか、何をしているのか、どんな人がいるのか、など、ふるさと大竹に関する知識を洗い出すと思います。その洗い出した情報の中から、これが魅力だと思うものを順位付けをし、『〇〇が大竹の魅力です』と答えるでしょう。

しかし、そもそも大竹には魅力がないと感じる方も、中にはいるかもしれません。大きな商業施設がない、美術館がない、若い人が少ないなど、都会や他地域と比べて、自分の街にないものを探せばいくらでも出てくるかもしれません。

私は、小学校1年生まで大竹に住んでいて、15年経って大竹市に帰ってきました。東京から帰ってきた時には、あれもない、これが出来ないなど都会と比べ、無い環境に対してしか目が向けられていませんでした。

そんな中、2016年に大竹青年会議所に入会し、様々な事業を行い、多くの方と関わりを持たせて頂きました。大竹青年会議所に入っていなかったら、ここまでふるさとについて知ることはなかったと思います。

そもそも魅力を語れるほど、おおたけについて知らないということに気付きました。

つまり、魅力とはその土地での経験や、地域の方との繋がりなど【知る】ことにより大きく価値観が変わってくるのです。その知るという積み重ねが、ふるさとに愛着を持ち、誇りが生まれることで、人に胸を張って自慢できるような形になると思います

だからこそ、ここにいけばなんでもわかる、いろんなことを知ることができるという、情報に触れる機会を行政と民間が一体となって増やしていくことで、大竹市の魅力をより実感していけると思います。

魅力を発信していくのは、外に向けることも重要ですが、大竹市に住んだり、働いている人たちに対して行う、内に向ける発信も非常に重要です。

魅力というハードルを越えるためには、情報を集約し、こんなこともあるんだ、あんなこともあるんだ、だったらこんな新しいことも出来るんじゃないかなど、情報を吸い上げ、誰でも触れることが出来る仕組みづくりが、大切になってくると思います。

2年前に書いたnoteの記事を読み返し、YouTubeを見直して感じることは、やはり知る機会を増やすということ。

そして自分自身に何ができるかというと、情報発信をしっかり行っていくことが改めて大切だと感じます。

中野ともひろ公式LINEを実際に運用してみて、情報発信、共有の大切さを実感しています。

この3年間、行政の方とお話しする機会が多く、その経験談からお話しさせていただくと、他人任せにするのではなく、小さなことから自分で初め、その経験や情報を根拠にプレゼンしにいくということです。

私は、大竹市の公式LINEを作りたいと思っています。行政側からの情報発信も大切ですが、地域の方と行政が繋がっているという安心感を付与できるものだと感じました。

最近、黒川地区を周り地域の方とお話しする機会が多いのですが、高齢化が進みご年配の方だけで暮らしている方が多いです。高齢者だからスマホ使えないじゃないかという議論が出てきますが、総務省の令和3年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査によると、60歳代の方の利用率が80%を超えています。

行政サービスなので、誰一人取り残すことがない形が重要だと思いますが、如何に効率良く、市民と行政が行政が繋がる事ができるのか、情報共有できるのかという観点から、こうした新しい(他の自治体も行っているのでそんなに新くもないですが)取り組みを行うべきと考えます。

そして、新しい何かを1つ始めるなら、既存の3つを廃止する。という考え方も同時進行で進めないといけません。

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