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ふるさと大竹に愛着を持つ大切さとは?

今日はアゼリアおおたけにて、一般社団法人大竹青年会議所10月第2例会が行われました。大竹青年会議所では、月に1回、例会という形の学びの場を作っております。今日は本年度担当させて頂いてる、社会開発部門(地域貢献部門)の締め括りとなる例会でした。ふるさと大竹に愛着を持つ方法とは何かをグループワークで話し合いました

2016年より一般社団法人大竹青年会議所に所属させて頂いていおります。青年会議所とは、【明るい豊かな社会の実現に向けて】活動している40歳以下の青年経済人の団体です。青年会議所は、主に2本の柱があり、1つはリーダーを育成する【人間力開発部門】もう1つは地域貢献を行う【社会開発部門】の2部門があります。

本年度は社会開発部門を担当しており、齊藤委員長率いる【ふるさとスマイル委員会】という名前で、【愛着と繫がりにより笑顔あふれるまちにしていく】をテーマに掲げ、ふるさとに愛着を持った大人たちが繋がっていく事で、子どもたちに笑顔溢れる街をつくっていこうと活動してまいりました。

11月3日の【おおたけスマイル文化祭】が、本年度の目玉事業で、大竹青年会議所会員と地域の大人たちを巻き込み事業を作っています。当日は、大竹高校、中学校、大竹市にある文化活動団体が出演して頂く予定で、舞台上で発表や表現をして頂きます。

打ち合わせや会議を重ね、いよいよ本番をもう少しで迎えます。子どもたちが精一杯発表できるよう、しっかりと準備を行ってまいります。

そのふるさとスマイル委員会の締め括りの例会となる10月第2例会が行われました。当初は9月に行う予定だったのですが、緊急事態宣言下の為、対面で行うことが出来なかった為、延期という形で今回開催させて頂きました。

おおたけスマイル文化祭にご協力頂く11名の方々を交え、グループワークを行いました。司会進行役としてグループをまとめていったのですが。人が集まれば十人十色。様々な価値観や考えを共有することができたので、大変勉強になりました。

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今回のグループワークテーマは、【地域の人との繋がりを持つことの重要性を認識する】というお題でした。新型コロナウイルス感染症の影響や、インターネットの発達による限定されたコミュニテイ形成の影響で、自分の隣に誰が住んでいるのかわからない人が出てくるほど、地域内での人の繋がりは希薄になっています。

そのような現代社会の中で、どのようにしたらふるさと大竹に愛着を持つ大人たちを増やすことができるのか?また、愛着を持った大人たちが繋がっていくためにはどのようなことが必要なのかを。グループワークで話し合っていきました。私の班は6人の方が参加されました。

大竹市に愛着を何%持っていますか?
と聞かれたら、何%あると答えるでしょうか。
私は『120%愛着を持っています』と答えましたが、80%の方もいれば、中には40%という低い水準の方もおられました。意見として、

『大竹市には自慢できる特徴がない」
『居住年数が浅いから』
『知り合いがいないから』

などネガティブな意見も、しっかり共有出来ました。

私は、小学校1年生までが大竹市で、そこから旧佐伯町、広島市内、東京と移動し、10年前に大竹市に戻ってきました。社会人になって来てから、大竹市に戻って来たため、知り合いや同級生は誰もおらず、仕事に明け暮れていました。

10年前の私に同様の質問をしたら、恐らく「10%〜20%」と答えていたはずです。

『こんなものがあったらいいのに』
『長年住んでいたら変わっていたかもしれないのに』
『友達や知り合いがたくさんいたら愛着を持てたのに』

と思っていたかもしれません。

では何が、ここまで変えていったのでしょうか。
振り返ると、『人に価値を感じている』ということでした。

『あの人とこんな思い出があるから愛着が沸いた』
『あの時の体験があるから愛着が湧いた』

など、単純に特徴の多さや、居住年数の長さなどの、ふるさとに対する【量】を感じているのではなく、記憶に残る思い出や出来事を体感する【質】の部分が、愛着を感じる市民意識の形成に繋がっていると感じました。

つまり、環境や時間など外部に目がいっていると、なかなか愛着は沸きづらいと思いますが、人と人の繋がりがある事で、価値を感じる出来事に変わり、自分の故郷に魅力を感じる事で、愛着が形成されるという事がわかりました。

そして、このような機会を作らないと、ふるさとに愛着を持つかどうかのアンテナすら立たない可能性もあると感じました。勇気を出して一歩踏み出し、今回のグループワークで意見交換する中で、愛着を持っている人、いない人が分かり、自分の立ち位置が分かったと思います。

当たり前のようにある日常が、これから人口減少が加速していく中で、失われるものも必ず出てきます。そのような中で、愛着を持っていない人が増えれば、ただただ無くなっていくものに対して、じっと見ることしか出来なくなる大人が増えれば、地域で行われたイベントや行事が無くなり、子どもたちの思い出や体験が失われていく可能性があります。

今回のグループワークで、少しでも意識が変わり、大竹市の魅力を知ろうとするアンテナを立てる方が増えたら、非常に本望です。

もう1つ愛着を持つ人に共通することは、【大竹市のことをよく知っている】ということです。イメージだけではなく、実体験を通して、本や動画では得ることが出来ない【生】の体験を通じて知っているため、質の高い情報がインプットされていきます。

つまり【よく知らないから愛着が湧かない】という部分は、往々にしてあるなと感じました。

だからこそ、情報共有を密に行うことで、結果が大幅に変わる可能性もあると感じたところは非常に大きかったです。

ふるさと大竹に愛着を持つためには、地域の人の繋がりの大切さが重要です。人と繋がっていなければ、孤独を感じ、愛着を持つという意識まではなかなかいきません。何かのきっかけで繋がりができる事で、次に会った時に挨拶をかわすなど、小さな繋がりが増え、愛着を持った市民が増えるのではないかと感じました。

子どもたちの為に、明るい豊かな大竹市を我々が作っていくためには、大人たちがしっかりと繋がることが大切だと改めて感じました。

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