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vol. 84(2021/5/17)中野サンプラザ再開発は資産評価額が低い野村不動産を選定/中野区基本計画など10月に延期/桃園橋1930年代の記録/平和の森小新校舎基本計画やり直し

▽中野サンプラザ再開発は資産評価額が低い野村不動産を選定

 5月6日、中野区と野村不動産株式会社などの事業者グループが、中野駅新北口駅前エリア(中野サンプラザと中野区役所など)の再開発について基本協定を締結した。
 11日に中野区議会中野駅周辺整備・都市観光調査特別委員会は勉強会を開き、野村不動産から説明を受けた。それによると野村不動産のグループによる中野サンプラザ・中野区役所などの土地建物の資産の評価額は559億円だという。次点の東京建物のグループによる700億円より140億円も低いのに選定されたわけだ。詳細下記記事参照。

 中野サンプラザの記事やまとめ。

▽中野区基本計画と区有施設整備計画策定を8月から10月に延期

 中野区は5月13日の中野区議会総務委員会で、基本計画と区有施設整備計画策定を8月から10月に延期すると報告した。
 素案を改定し、6月最終週に意見交換会を3回開く。
 意見交換会では主に、素案から「改定素案」への変更点について意見を聞く。変更点は(1)生活保護窓口を教育センター跡じゃなくやはり新区役所内に置くかどうか(2)10年後の児童館の配置、の2つ。
 策定延期を下記記事に追記した。

▽桃園橋1930年代の記録

 4月に撤去工事が始まった桃園橋(1936年建造)について、1933年の『中野町誌』に掲載された桃園橋の写真についての考察と、1936年の中野駅周辺地域都市計画変更の文書に記載された中野通りの南側延伸に関する記録を、下記記事の末尾に追記した。

▽平和の森小学校新校舎基本計画やり直し

 平和の森小学校新校舎の基本計画の業者募集が始まった。中野区が移転予定地にある旧中野刑務所正門の現地保存方針を撤回して曳家による移築を決めたため、新校舎の基本計画からやり直す。

 旧中野刑務所正門の記事やまとめ。

▽今週の予定

5/17(月)13:00中野区議会議会運営委員会
5/18(火)19:00第6回中野区子どもの権利擁護推進審議会(オンライン開催)
5/20(木)18:30区長タウンミーティング「区政の構造改革」中野区役所
5/21(金)14:00第1回中野区交通政策推進協議会。中野区産業振興センター

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