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vol. 78(2021/3/2３)平和の森小移転用地(旧中野刑務所正門がある)の価格算定根拠各文書概略/桜山公園事故状況/中野五丁目も再開発/基本計画素案と区有施設整備計画素案公表/学校、幼稚園、児童館施設の方針も公表/児童館は5年後11館/公園再整備計画/打越公園

週刊中野非公式ニュース

▽平和の森小用地(旧中野刑務所正門がある)の価格算定根拠各文書概略

　中野区は、敷地内に旧中野刑務所正門がある法務省矯正研修所跡地(東京都中野区新井3)を「平和の森小学校移転用地及び道路用地」として財務省から購入した。2月18日に契約し、3月8日に支払った。15,584.53㎡を101億7358万円で購入。約65万2800円/m²。

　この土地の購入限度額約113億6000万円の算定根拠を区民が中野区に情報公開請求した。開示された計約1500ページの各文書の概要を下記記事にまとめた。

▽桜山公園事故の状況

　2月に起きた桜山公園工事での死亡事故について、現時点で分かっていることをまとめた。事故からあまり時間が経っていないので、遺族や近隣などへの配慮のため、事故の起こった日と、公園、亡くなった方、施工業者などの固有名詞は、下記記事の地の文には記載していない。

▽中野五丁目も再開発

　JR中野駅周辺の他の場所を再開発し尽くした中野区は、いよいよ中野五丁目の再開発に着手するつもりらしい。サンモールや中野ブロードウェイを含む、酒井区長が「旧市街地」と呼んでた駅北東のエリアだ。

　建物の必要な建て替えをしたり道路の必要な拡幅を行う趣旨はまあ置いといて、東京市街地の再開発というのはタワマンを作るのとほぼ同義だからね。中野駅の周りを既にこれだけタワマンだらけにする計画(下記参照↓)なのに、これ以上さらに5丁目にもタワマン林立させてどうするの、と思わずにいられない。

▽基本計画素案と区有施設整備計画素案公表

　3月17日、中野区基本計画(素案)と中野区区有施設整備計画(素案)が公表された。4月に意見交換会6回と意見募集が実施される。

▽学校、幼稚園、児童館施設の方針示される

　3月の区議会で、今後の学校、幼稚園、児童館の施設についての方針も示された。

▽児童館は5年後11館

　区は18館ある児童館を9中学校区に1つ(計9館)に減らす計画で、どの9館を残すか区有施設整備計画(素案)で示すと言っていた。しかし公表された素案には、具体的な館名は5年後に11館を残したところまでしか記されていなかった。下記ツイートからのツリー参照。

▽中野区公園再整備計画

　中野区公園再整備計画(施設の配置・改修)の基本的な考え方と策定スケジュールも3月、区議会に示された。2020年度策定予定だったのが遅れている。

▽打越公園の桜

　中野区立打越公園は、桜の数を、遊具を置くために当初予定の3本から1本に減らすという話だったが、完成した公園には桜と思われる木が他に2本あった。3月18日その2本の開花を確認、やはり桜は3本あった。下記記事の追記参照。

▽今週の予定

3/23(火)(この日まで)中野区議会第1回定例会
3/23(火)10:00中野区議会議会運営委員会
3/23(火)13:00中野区議会本会議(議案等議決)
3/26(金)10:00教育委員会定例会。中野区役所
3/27(土)12:30と15:30中野区成人式。中野サンプラザ

(3/17-4/13)中野区基本計画(素案)/中野区区有施設整備計画(素案)意見募集
(3/18-4/12)中野区地域福祉計画/中野区成年後見制度利用促進計画/中野区スポーツ・健康づくり推進計画(素案)意見募集
(3/19-4/9)中野区地域防災計画(第42次修正)(案)パブリックコメント

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