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vol. 3(2019/8/14)平和の森公園防球ネットかさ上げ問題/中野区がコトブキ遊具続々購入

▽平和の森公園の防球ネットかさ上げ問題とは

 平和の森公園(東京都中野区新井)の多目的運動広場は、10月7-31日の平日は防球ネットかさ上げ工事のため自由利用、団体利用とも不可。中野区が8月10日ホームページで告知した。
https://web.archive.org/web/20190813074553/https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/504000/d027483.html
 元の少年スポーツ広場を大人の野球にも使えるようにするためとして、昨年の平和の森公園第1工区の工事で多くの木を切り多目的運動広場として拡張したが、防球ネットが低すぎて大人の野球に使えなかった。
 今回のかさ上げ費用は7月に区議会で可決された補正予算に含まれている。6月25日の区議会建設委員会での細野修一中野区公園緑地課長の説明によると、多目的運動広場の”外野フェンス”を7メートルから11メートルにかさ上げし、費用は約1700万円。細野氏は、設計の中でシミュレーションし安全な高さと判断したが、利用者から意見がありより安全を確保するため、と話した。
 中野区の開示文書によると、平和の森公園”再整備”は300メートル陸上トラック工事で土地のかさ上げに必要な1億円の発泡スチロールを買うため様々な設備がグレードダウンされた。防球ネットは2400万円減額。不十分な高さとなったことと関係はないのだろうか。
https://gist.github.com/orangkucing/565b1abeab7681defe0555bd5b1102e1

(中野区の平和の森公園多目的運動広場に遊びにきた保育園児ら=2019/1/7撮影)

▽中野区がコトブキの公園遊具続々購入

 中野区が近年、株式会社コトブキ(港区)の公園遊具を多く購入していることが分かった。小宮山たかし区議(無所属)の調べによると、昨年開園した本二東郷やすらぎ公園や建設中の広町みらい公園など、少なくとも12箇所。


 コトブキの販売店は住友林業緑化株式会社 資材事業部東京営業部(中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル)。
https://townscape.kotobuki.co.jp/company/distributor/#area2
 中野区は公園建設や公園遊具買い替えに国の補助金を使っている。国土交通省が先ごろ中野区への2017-2019年度の全ての社会資本整備総合交付金に関する文書を開示した中に公園遊具関係も含まれている。
https://gist.github.com/orangkucing/bea41b4b0141fa586ac4a8190caba434

(本二東郷やすらぎ公園のコトブキ製遊具=2018/10/14撮影)

▽平和の森公園第2工区工事現況

8/10-18盆休みでvol. 1( https://note.mu/nakanononoffl/n/n88b89768c1a4 )から変わらず。

▽来週の予定

8/21(水)13:00中野区議会区民委員会
8/22(木)10:30子育て家庭と区長のタウンミーティング(参加できるのは”区内で子育て中の保護者”)。@ 城山ふれあいの家
8/22(木)13:00中野区議会中野駅周辺整備・都市観光調査特別委員会
8/23(金)10:00教育委員会定例会。@ 中野区役所
*区議会と教育委員会傍聴可
https://nakanocitizens.hatenablog.com/entry/calendar

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週刊中野非公式ニュースは月曜朝ごろ更新。
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