仮面浪人時代に模試会場で大学の同級生と鉢合わせた話
こんにちは!
私は1年間の仮面浪人で偏差値50弱の国立大学から偏差値70弱の国立医学部に合格した中野と申します。(参考:駿台全国模試)
今回は私が仮面浪人をしていた時の衝撃的な出来事について話そうと思います。
それでは早速本題に入らせていただきます。
私が仮面浪人をしていた当時はコロナ渦だったこともあり、ほとんどの授業がオンラインだったので出席していたのは一部の専門科目と必修の英語だけでした。そのため、そもそも大学の人と知り合うきっかけ自体ほとんどありませんでした。
しかし、10月に受けた駿台共通テスト模試で信じられない出来事が起こったのです。試験会場に行くと、隣の席に見覚えのある人物が座っていたのです。
ぼんやりとした記憶を頼りに思い起こすと、それは必修の英語で同じクラスにいたT君でした。何百人の受験生が受ける共通テスト模試で、せいぜい20人程度しかいない英語のクラスのT君が隣に座っていたのです。
当時、僕とT君は全く面識が無かったのですが、仮面浪人友達が出来るまたとないチャンスだと思い、思い切って話しかけてみました。T君は国立大学にいないような少しいかつい見た目だったのでちょっと怖かったのですが、話しかけてみると思いのほか親しみやすい人間である事が判明しました。T君は仮面浪人友達がおらず、周りに自分の境遇を話せる人がいないことを悩んでいたとのことで、僕に話しかけられたことを素直に喜んでくれました。
これはまた別の機会に話そうと思うのですが、僕には一緒に受験勉強をする仮面浪人友達が同じ学科に一人おり、そいつも同じ英語のクラスだったので20人程度のクラスに仮面浪人が3人もいたことになります。今考えるととんでもない偶然ですよね😇(まあその学科の友人は僕が仮面浪人の沼に引きずりこんだので何とも言えないのですが)
こうして大学の図書館で受験勉強をする仮面浪人友達が2人に増えたのでした。T君から仮面浪人をしようと思ったきっかけを聞くと、もともと医者になるのが小さい頃からの夢で、成績を理由に一度は諦めたものの、どうしても踏ん切りがつかなかったからもう一度受験してみようと思い仮面浪人をしているとのことでした。将来は腕の良い脳神経外科医になって沢山の人の命を救いたいんだと真剣な面持ちで話すT君の横顔を見て、チャラそうな見た目で偏見を持っていた自分が心底恥ずかしくなりました。
それからは、しばらくの間3人で集まって大学の図書館に行き受験勉強をするというルーティーンがあったのですが、結局T君は後期のとある時期を境に全く大学で見かけなくなってしまいました。音信不通になったT君が心配で毎日連絡をしたのですが、それ以降T君を見かける事はありませんでした。ほんの一瞬でしたがお互いに志望校合格という共通の目標を持ち、図書館で一緒に勉強し、勉強終わりに一緒に行ったガストで合格した後の未来や将来の目標について語り合ったあの日々は青春そのものでした。
もしもまたT君とどこかで再開することがあったら、あの日に語り合った将来の話の続きを聞かせてもらいたいものです。
いかがだったでしょうか。
今回は仮面浪人時代の思い出話を書いてみました。
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