医学生がG-Marchに3か月で受かる方法をガチ考察してみた
こんにちは。
私は一年間の仮面浪人で偏差値50弱の国立大から偏差値70弱の国立医学部に合格した中野と申します。(参考:駿台全国模試)
今回はG-Marchに3か月で受かる方法をガチで考察していきます。
まずはG-Marchについて軽く解説していきます!
G-Marchとは都内の難関私立大学の大学群です。
G=学習院大学
M=明治大学
A=青山学院大学
R=立教大学
C=中央大学
H=法政大学
これら6大学の頭文字のアルファベットが語源です。
さっそくこの難関私立大学に受かる方法を考えていきます。
まずは文理選択ですが、私立文系の方が圧倒的に勉強時間が少ないので今回は文系の学部から受験校の選定をします。
また勉強を始めるスタートラインですが、駿台模試で英数国の偏差値が30という状態とさせて頂きます。
以下で駿台全国模試で偏差値50以下の大学を抜粋しました。
学習院大 文 ドイツ語圏文化 コア50
学習院大 文 フランス語圏文化 コア50
法政大 文 地理 T49
法政大 文 哲学 T49
法政大 社会 社会政策 T48
法政大 社会 社会政策 英外部48
法政大 社会 社会 英外部48
法政大 社会 メディア社会 AⅠ48
法政大 社会 メディア社会 T48
法政大 社会 メディア社会 英外部48
法政大 経営 市場経営 T47
法政大 経営 市場経営 英外部47
明治、青学、立教、中央大学は偏差値50以上の学部しかないのに対して、法政大大学は偏差値50以下の大学が沢山あります。
逆転合格を狙うには法政大学が狙い目であることが分かります。
また、法政大学の数字の横についているTというアルファベットですが、これは入試方式がT日程という方式であることを表しています。
T日程は14学部(GIS(グローバル教養学部)、理工学部機械工学科航空操縦学専修を除く)が同じ日に本学独自の入学試験を一斉に実施する制度です。2科目で複数学部の併願が可能です。(同一学部内で複数の学科を併願することはできません。)
全国10都市(東京・札幌・仙台・新潟・金沢・長野・名古屋・大阪・ 広島・福岡)で実施します。
二科目の内訳ですが、英語固定で残りの1科目は数学(1A2B)か国語(現代文のみ)からの選択です。
逆転合格を狙う場合数学に割く時間は無いので、受験科目は英語と現代文の二科目で受験するのが安牌でしょう。
配点は英語150点、国語100点の英語重視の配点となっています。
2024年度のT日程の合格最低点が約160点だったので、倍率の低い学部を沢山併願するという前提で160点以上取れれば合格できる試験であると言えるでしょう。(年によって合格最低点が変動しているのであくまでも参考程度です。)
現代文は科目の性質上たとえ勉強をしなかったとしても、ある程度は得点が取れる科目です。
つまり、合格を狙う場合は英語さえ極めれば十分合格できる可能性はあります!
法政大学の一般選抜T日程の英語は90分間の試験で、大問4題で構成され、全問マーク式です。Marchの中でも難易度の高い分類の問題なので入念に対策を行いましょう。特に大問3に関してはかなり難しい英文が出題されます。
速読力が必要な試験なので、語彙や文法の知識を固めつつ速読のトレーニングを日頃から行う事が合格のカギです。
大問1:語彙・文法問題
大問2~4:長文読解問題
英語で最低8割を安定させることが出来るようになれば、かなり高確率で合格できるはずなのでまずは8割を目指しましょう。
法政大学の一般選抜T日程(統一日程)の国語は60分間の試験で、大問3題で構成され、マーク式と記述式併用です。
大問1:国語常識
大問2・3:現代文
大問1に関しては知識があれば得点源になるので、余力があればこちらの対策をしておくことが望ましいです。
英語で8割得点できた場合は、国語で4割取れれば合格なので自分の得点率によって科目ごとの勉強の比重を決めましょう。
このように法政大学のT日程は英語が合否を分ける試験であると言えるでしょう。
また、早稲田大学の文系学部に合格するために必要な英語力修得にかかる時間は約800時間であると言われています。
早稲田レベルの英語力があれば、法政大学の英語で8割安定させることは容易であると考えられます。
800÷90=8.9
つまり毎日約9時間英語を勉強すれば、3か月後には早稲田レベルの英語力に到達しているのです。
このことから、法政大学のT日程であれば戦略次第で3か月で合格可能であるというのが私の結論です。
いかがだったでしょうか。
今回の記事の執筆に至った経緯としては、戦略次第で不可能であると思われていることを実現させることが出来るということを受験生に伝えたいと思ったことです。
11月になり、浪人を視野に入れ始める受験生も多い時期ですが、最後まで泥臭い努力をし続けた受験生のみ栄冠を掴むことが出来るのです。
人やる気をすっかりなくさない限り、失敗はありえない。「自分の内部から生まれる敗北」以外に敗北はない。「心の弱さ」以外に越えられない障害などない。<エルバート・ハバード(Elbert Hubbard)>
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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