5/35「アーティスト?バンドマン?ミュージシャン?」
「アーティスト」と呼ばれるのに
いつも3ミリほど抵抗がある。
アーティストってのは
岡本太郎とかピカソとか
ああいう域に達している方、
「自分はそれをするために
生まれてきた」と
分かっている人のことを
言うのだと思う。
じゃあ、バンドマン?
バンドマンもなんか違う。
バンドマンはちょっと擦り切れた
黒スキニー履いてそう。
僕はそういうのは履かない。
となるとミュージシャンが1番近い。
(確定申告にも一丁前に
「職業 音楽家」と書いてる。)
でも、
「ミュージシャン?ぼくが?」
とも思ってしまう。
ミュージシャンに資格は要らない。
ハードルは無いようで有るし、
有るようで無い。
(いっそ「速弾き5段」とか
「心癒しボイス検定3級」とか
あればいいんだけどね。
いや、無い方がいっか。)
結局は自称するかしないか。
看板を掲げるか掲げないか。
あとはそこにどれだけ
目に見えるものと
見えないものが付随するかで
その人のミュージシャン像が
出来上がる。
そういった事をぐるぐると
考えていた時期があったんだけど
どれも僕には当てはまらないし、
名乗ることで、その職業の権威を無断で借りてるような気持ちになっちゃうからどうにもあずましくない。
考えていった結果、
「職業 なかにしりく」
というのが一番しっくり来る。
資格も何もないが、
自分は自分だという
目に見えるものも見えないものも
ちゃんとあって納得がいく。
どんなに生きれても
せいぜいあと100年くらい。
自分の頭と身体と心を使って
出来ることで生きていけたら最高です。
いつか確定申告に
「職業 なかにしりく」
と書ける日は来るかな?
面白そうだから
1回くらい書いてみたいもんです。
あと204日、
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