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出版記念講演会「マンガでわかる 『神・時間術』」

画面に食い入る

3月25日(土)の午後、私はパソコンの画面を食い入るように見ていた。

なぜ、食い入るように見ていたのか?

それは敬愛なる精神科医にして作家である樺沢紫苑先生の最新刊「マンガでわかる 『神・時間術』」の出版記念講演会を動画で視聴していたからだ。

本当なら現地で参加したかったが、物理的距離はどうしようもなく、遠い。

そこで泣く泣く動画で樺沢先生の講演会を食い入るように見ていたわけだ。

およそ、3時間ほどの講演会だったが、その内容は濃厚かつ奥深いものだった。

これはすごい!!

そう興奮しながらノートにメモすること5ページ。

今回はそのノートにメモした内容から3つの気づきを書き記していこうと思う。

①理外の発想が多かった。

まず、講演会早々度肝を抜かれた。

なんと急に作者の樺沢先生と秘書の方による「マンガでわかる 『神・時間術』の朗読劇」が始まったからだ。

「なんというおフザケ、お戯れ!」

最初は「大丈夫か?この講演会!」と驚きを隠せなかった。

しかし、劇が進むにつれ、お二人の熱演に心を打たれた!

セリフひとつひとつに想いが込められていた!

そして本書の第1章が朗読し終わるとすっかり脳みそが講演会に関心を向けていた。

講演会というとマジメにもっとお堅いイメージが強いと思う。

しかし、樺沢先生は朗読劇を初めからぶっ放すという「理外の発想」でギャラリーの心を鷲掴みにしたのだ。

思いつくだけでなく実践してしまうとは驚きである。

その行動力は見習うべきだろう。

さらに話を聞いていくとビジネス書をもとにしたアニメ化を狙っていたり、カードゲームを組み込んだビジネス書を作りたいと豪語していた。

さすがベストセラー作家!考えていることが人とは違う!

常識を覆そうとするその姿は非常にパワーを感じた!

自分もその勢いに乗っていきたい。

②集中力を上げて時間を濃縮する

さて、講演会で気づいたことの二番目としてはこの神・時間術のキモの部分。

「集中力を上げて時間を濃縮する」という考え方についてだ。

今回の本は時間術ということでさまざまな時間術が紹介されている。

なぜ時間術が重要なのか?

その理由は時間がオールマイティな価値を持つからである。

健康や仕事、プラインベートといった生活の全ては時間がなくては成立しない。

時間があるからこそ、人間は活動することができる。

だからこそ、時間術を用いることは重要だ。

時間術を使い、1日24時間を上手に使うことは幸福につながる。

嫌な時間は減らし、楽しい時間を増やす。

これさえできれば、人生を幸福に過ごすことができるのだ。

では、嫌な時間とは何か?

多くの人にとっては仕事の時間が当てはまるだろう。

仕事の時間を減らすにはどうしたらいいだろうか?

それはいつも8時間かかる仕事を6時間で終わらせるよう工夫するなど時間を濃縮する必要がある。

要はもっと短時間で仕事を終わらせるように行動することだ。

そのために樺沢先生は「集中力」が必要不可欠だと語る。

人間、集中力の下がった状態で仕事をすることほど、時間を浪費するものはない。

常に集中力を上げて仕事を行えば、確実に仕事時間は減るだろう。

では、どうすれば集中力が上がるのか?

その方法について書かれたのが今回の本になる。

私が一番活用しようと思ったのは「デッドライン・ラッシュ」という技だ。

詰まるところ、制限時間を課して作業に取り掛かることで集中力を上げるというもの。

子供の頃、夏休みの宿題を最後の1日で終わらせることができるのは制限時間が決まっているから。

制限時間を決めてしまえば、あとは間に合うように頑張るだけ。

そのプレシャーが集中力を上げるのだ。

今後活用してみようと思う。

③AI時代はAIをコントロールする立場になれ。

最後の気づきは「AI」についてだ。

今世の中でAI革命が起きている。

文章を自動で作り上げる「Chat GPT」など多くのAI技術が開発され、実用化されている。

その技術は非常に脅威だ。

何せ、人間の仕事を奪い、価値を奪っていくのだから。

今後、人間が活躍できる分野は大きく変わる。

その結果、失業したり、自分のアイデンティティを失う人が続出することが予期される。

そんな世の中の動きに対してどう対応すれば良いか?

樺沢先生は「AI」を雇用する側、使う側に回らなければならないと言っていた。

要は既存の働き方サラリーマンのように与えられた仕事を黙々と行うのではいけないのだ。

そういった仕事はAIに奪われる。

では、どうするか?

自分から自発的に行動し、AIをコントロールする側になればいい。

例えばChat GPTを使うにはしっかりとした「質問」を作らなければならない。

質問がブレていてはAIは正常に機能しない。

自分でしっかり考えて質問を考える必要があるのだ。

そういった能力を磨いていけばAIを使いこなし、さらなる成長と仕事を得られる。

樺沢先生は「AIにコントロールするのではなく、コントロールする側になろう」、そう断言していた。

自分もこれからの人生を考えるとAIをコントロールできるようになりたい。

まとめ

今回の講演会は多くの学びをもたらしてくれた。

樺沢先生の目指す方向性、時間術の重要性、AIとの関わり方。

どれも非常に興味深く、そしてこの先必要になることばかりだった。

自分もこの講演会で得たものを活かしてこれからの生活を豊かなものにしていきたい。

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