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「横浜市民になって一番嬉しかった日。ロミ(中野 裕弓)さんと14年ぶりの再会!」

「今日は秋晴れの横浜ですね。
これから車椅子で少し散策に出るのですが、
どこかで1時ごろにでもお茶ができればとお誘いしようと思いました。
今日のご予定は詰まっていますか。」

ずっと会いたいと思っていたロミ(中野 裕弓)さんからだった。ロミさんは、2001年、世界銀行の元同僚から受け取った「世界がもし100人の村だったら」のメッセージを日本語に訳して紹介し、大ブームのきっかけを作った人だ。

献本した俺の新著「ようこそドラマチックジャーニーへ」を読み終えたら、横浜・元町のどこかのカフェで会う約束をしていたのだ。本を贈ると、すぐにメッセージがあった。

ご本が届きました。ありがとうございます。
早速プロローグとエピローグを拝見してワクワクドキドキがとまりません。
今、予定を変更してずっと読んでいます。
まさに今読みたかったポジティブエネルギー満載の本ですね。ご自分の人生をそのまま本に表されたところでものすごく共感を感じました。この本を読みながら自分が馬に乗って旅をしている感じになってくるから不思議ですね。そしてこれを勧めたい友人の顔がいくつも浮かびました。
これを読んだら歳を重ねる事は寂しいことでも辛い事でもないと思う同輩が多くなることと思います。
すべて読み終わったらまたご連絡します。
ロミ

今日は妻がパートに出ていて育児と家事のワンオペdayだったが、
「息子を抱っこしてご指定のカフェに伺います。」と即答した。

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ご近所だとは知っていたので、山下公園や元町を歩くとき、「ロミさんとバッタリ会わないかな」と毎回キョロキョロしていたぐらい会いたかった。

14年前、阪本啓一さんからロミさんを紹介されて以来、会っていない。なんと14年ぶりの再会となった。たった1回の出会いでも、その後の人生にどれだけ影響を受けたか計り知れない。

それでも、ロミさんの著書を献本されたり、2年前、次女、七海(なつみ)の生死を彷徨う入院時、Facebookで温かなコメントをもらったりと、ずっと繋がっていた。
「パパの本読み終わったから、他のおススメの本を持ってきて!」って七海に言われて、ロミさんの本を持って行った日、ロミさんからコメントをいただいたのだ。なんというシンクロ、強い縁を感じた。

行きつけの店、横浜・元町タリーズコーヒーはバリアフリーではない。元町のビオセボンと言うフランスのオーガニックストア2階のカフェで待ち合わせた。

横浜・山手で倒れてから、車椅子生活が6年続いているらしいが、すべてを肯定していて晴れやかな顔のロミさんがそこにいた。俺もすべてを失ったかに見えた2018年10月、ゼロリセットして、ようやく、その境地の入り口にたどり着いた感じだ。

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「隊長、お互い若返りましたね。ご本を読んで男気を感じましたよ。カッコいい~って。」
と、リスペクトしている人から、最高の誉め言葉をもらった。きっと、別の人に同じ言葉を言われても、ここまでテンション上がらないと思う。

さらに、
「颯馬(ふうま)くんにパンダ柄のハンカチをプレゼント!」と、ロミさん。

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阪本さんが14年前に言っていた言葉、「成功している経営者は、目に見えないものを味方にしている」
14年前から阪本さんもロミさんも俺も、目に見えないものを味方にした生き方をしている。そんなことに気付かせてもらう再会となった。

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今日は2時間弱、夢のような最高の時間をいただいた。ロミさん、ありがとうございました。再会を約束して別れた。今度は妻の美香と一緒にお会いしたい。

な、なんと、明日10月1日の俺の出版記念講演会にもロミさんがZOOM参加してくれることになった。詳細は下記をクリック!

  「肝心なことは目に見えない」と 
  王子様は忘れないように繰り返しました
   サン・テグジュペリ『星の王子さま』


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