「中村隊長とエクスプローラ最後の海外旅をした男 中川勇一」
以前もnoteで紹介した隊員ゆういち。
新刊、「ようこそドラマチックジャーニーへ」の書評を書いてくれた。
さらに、アマゾンカスタマーレビューにも新たな書評の書き込みをしてくれた。
中村隊長は旅を通して、多くの隊員の人生を変えてきた。私も隊長の旅で人生が変わった一人である。会社がなくなっても、隊長の生き様は変わらない。
中川勇一
今回の5日間のvoicyラジオ対談で、ゆういちの人生がどう変わっていったのか、具体的に語られている。今回は2人の息子と一緒の旅だったので、旅がきっかけで息子たちの人生も変わったことを知った。
旅をきっかけに気持ちが前向きになるって聞くだけで嬉しい。どんな仕事をするのか、まったく夢がなかった頃、ひとつだけ決めていたことがあった。
「関わる人の人生が変わるくらい影響力のある仕事がしたい!」
おおまかな旅程が決まっていても、細かいことは現地で決めていくのが地球探検隊流。でも、さすがに前日に話していた旅程を当日に変更したのは珍しい。俺たちはフィリピン・ドウマゲテでも最貧困層といわれる住宅にホームステイしていた。
中川ファミリーも、同行する俺も、現地コーディネーター・まっつん(松岡良彦)も全員が、
「このフィリピン・ドウマゲテで暮らすホストファミリーのために何かしたい」って気持ちが一つになった。
現地の交通手段を使って、市場で新鮮な魚介類を買って、船をチャーターしイルカを見にいくために海に行ったのだ。全員が笑顔になったのは、想像以上に現地ホストファミリーたちが笑顔になったからだ。そして、この旅で「幸せって何?」って自問自答できたことが、中川ファミリーも俺も未来を前向きに変えていくことに繋がったのだと思う。
3年半の長い入院生活の中、癌が再発して亡くなった、ゆういちの奥さん。「子どもたちには知らせないで」と言われた彼は、子どもたちに再発のことは知らせなかった。回復して家に戻って来ることを信じて疑わなかった息子たちのショックは計り知れない。それを目の当たりにした、ゆういちの気持ちも・・・お互い妻を亡くして子供たちが悲しむのを見る親の気持ちは痛いほどわかる。そんな状況からの親子旅だった・・・。
そんな彼が、「その先を見ることの大切さ」を語った。先がイメージできれば家庭や仕事の未来も変わり、人生が拓いていくのだ。
アマゾンカスタマーレビューは、こんな言葉で締めくくられる。
俺が一番伝えたかったことだ。
「大丈夫だよ。俺だって乗り越えられたんだから。」という隊長の優しい声がたくさんの人に届く事を願っています。
voicyラジオ、フォローして聴いてくれると嬉しい。
なんでお母さんは、病気になると
「ごめんね」って
言うんだろう。
「NPO法人バースデー健身」ポスター
コピーライター都竹玲子(東急エージェンシー)