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「前を向く勇気をくれる、HOLSTEE(ホルスティ社)のマニフェスト」

  「真の希望は絶望から生まれる」三木清 

新著「ようこそドラマチックジャーニーへ」でエクスプローラ22年間の三大事故を綴った。その中でも4年前の最大の事故、落馬した隊員(お客さん)が頭を大怪我して命に関わる緊急手術をした「内モンゴル騎馬遠征隊」の旅では、手術は成功しても、どうにもネガティブな感情しか湧いてこない。いつも、不測の事態が起きた時、「ありがとう!」「それはちょうどいい」「そうきたか?」って声に出して言うと、気持ちを切り替えられて前向きになれた。ところが、この呪文がいつものように効かない。気持ちは凹むばかりだった。

そんな中、旅に持参した一冊の本が俺を救った。友人、高橋歩、滝本洋平から贈られた、清水ハン栄治(著)「ハッピークエスト」だった。その中に書いてあった、山伏が唯一許されている言葉をホテルの一室で一人、叫んでみた!何を言ってもダメだったのに、その言葉を発した途端、なんだか自分を笑えて、スゥーーーーっと気持ちが楽になったのだ。それ以来、その言葉が、俺にとって最強の言葉になり、何度も難局を乗り切った。そんな話を新著「ようこそドラマチックジャーニーへ」にも綴った。

1ヵ月間の滞在になったのは想定外で1冊しか持ってなかった、その本を繰り返し何度も読んだ。一番読んだ文章が、「Holsteeマニフェスト」。ニューヨークのデザインベンチャー企業HOLSTEE(ホルスティ社)のマニフェストポスターの文章だ。

あれから4年経って、ここに書いてあることが実践できているのが不思議だ。今、実際の旅はできてなくても、毎日のvoicyラジオ対談放送は、俺にとって「旅」なのだ。

人生は何が起こるかわからないから、おもしろい!
きっと、あなたにも前を向く勇気を与えてくれるはず。

 これはあなたの人生です。
 自分が好きなことをやりなさい。
 そして、どんどんやりなさい。
 何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。
 今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。
 時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。
 人生をかけて愛する人を探しているなら、それもやめなさい。
 その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。
 考えすぎるのをやめなさい。人生はシンプルです。
 全ての感情は美しい。食事を、ひと口ひと口味わいなさい。
 新しいことや人々との出会いに、
 心を、腕を、そしてハートを開きなさい、
 私たちは、それぞれの違いで結びついているのです。
 自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているか聞きなさい。
 そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。
 たくさん旅をしなさい。
 道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。
 ときにチャンスは一度しか訪れません、しっかりつかみなさい。
 人生とは、あなたが出会う人々であり、
 その人たちとあなたが作るもの。
 だから、待っていないで作り始めなさい。
 人生は短い。
 情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。
 「Holsteeマニフェスト」
 清水ハン栄治(著) 「ハッピークエスト」より抜粋

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