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祝!長男、颯馬(ふうま)今日で1歳。

この1年、濃すぎてアッという間だった。睡眠時間を削って本を執筆したが、主夫として、ほぼ365日息子と一緒にいたことになる。
まさか、こんな人生が待っているとは、本当に人生、何が起こるかわからない。だから、おもしろい!

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息子に1年前の記録を残しておこうと思う。
出産もドラマチックな展開だったなぁ!

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2019年10月23日
58歳直前、57歳にして三度(みたび)、父になった。
長女、未空(みく)は12月19日で21歳になる。
次女、七海(なつみ)は7月31日で19歳になった。
そして、長男、颯馬(ふうま)10月23日、
19:04分、50cm、2910gで産まれた。
母子ともに無事、元気な赤ちゃんだ。
立ち合い出産して超難産だったからこそ、感動した。泣いた。
よく頑張った、美香。
俺たちを選んで産まれてきてくれてありがとう、颯馬。


ここ最近の2週間を書き記しておきたい。
臨月37週に入ってから、日に日に夜になるとお腹の息子、
颯馬(ふうま)が暴れだす。シングルベッドだから、
美香が起きると俺も起きてしまう。
膀胱を圧迫するから、トイレの回数も半端ない。
夜中に何度も2人して起きて睡眠不足が続いた。
14日の満月に向けて、息子の動きが活発になり、月の満ち欠けの
影響を実感する。特に13日と15日の夜は「産まれるぅー」って
美香が叫ぶほど。激痛に、まさに、のたうちまわる感じ。
七転八倒なのだ。
先週から、毎晩、妻と眠れぬ夜を覚悟した。
10/20(日)03:00amから陣痛が始まり、10分から5分、3分と
間隔が短くなったので、朝一で陣痛タクシー呼んで救急受付へ・・・
2時間待合室で待った結果、まだ、だった。2人でタクシーで帰宅。
10/21(月)03:30am、美香が陣痛の激痛に耐えきれず、
2度目の陣痛タクシーを呼んで入院。出血のおしるし。
10/22(火)1泊入院後、一時退院。10:00amチェックアウト。
台風が近づく暴風雨の中、2人でタクシーで帰宅。
ところが、数時間後の12:30pm、破水。
3度目の陣痛タクシーを呼んだ。電話番号を登録してるから、
「中村美香さんですね」と即答。
毎回、破水の状況を聞かれ、だいたい7,8分で到着する便利なタクシーだ。
空を見上げると、雨だった天気が急に晴れ渡り、
「みなとみらい」上空にも虹がかかった。
これは良い兆しと、期待が膨らむ。待合室で2時間、祈りながら待つ。
15:00の面会時間になって一日中、美香のそばにいて、背中をさする。
17:00「アイスクリームが食べたい!」と美香に言われて気づいた。
そういえば、朝から何も食べていない。
そう思ったら、急に腹が減ってきた。ラーメン食ってアイスクリーム買って
病院に戻る。美香はウィダインゼリーとアイスクリームしか口にしていない。
19:00の面会時間を過ぎても1時間待合室で待っていたら
「子宮口は、まだ3cm。あと10時間以上はかかりそうだから・・・
自宅に帰ってゆっくり休んでください」と看護師に言われ、21:00一人帰宅。
想像を超えた長丁場だ!長い一日だった。
10/23(水)促進剤を投与。子宮口が6cmになったと美香から報告が入った。
研修生が、つきっきりで俺の代わりに背中をさすっているという。
今日、息子、颯馬が産まれることを確信した。
面会時間は15:00から。病院からも美香からも何も連絡はない。
でも、居てもたってもいられない。
これから病院に向かう・・・・・・。

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 あなたが生まれたとき周りの人は笑って、
 あなたが泣いたでしょう。
 だから、あなたが死ぬときはあなたが笑って、
 周りの人が泣くような人生を送りなさい。
   ネイティブ・アメリカンの教え


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