「入社式で読まれた手紙、父から娘へ(次女編)」
TV「午後のロードショー」を録画して見ている。久しぶりに見た、「パトリオットゲーム」、ハリソン・フォード扮するジャックライアンに上官が尋ねた。
「失礼だがジャック。人生で絶対の確信が持てるのは何だね?」
「娘の愛」
ジャックのセリフにハッとした・・・。
ヘッダー画像は年の離れた0歳児だった弟、長男・颯馬(ふうま)を抱く、次女、七海(なつみ)。七海は颯馬の写真をスマホの待ち受け画面にするほど、ふうま好き!昨日の長女、未空(みく)に続いて、今度は次女、七海(なつみ)への手紙をシェアをしたい。
今、七海は未空と同居していて、店舗は違うが同じ職場だ。2人して飲食業を選ぶとは・・・そして、未空と同じく、七海も「最近ホール責任者になった!」と嬉しそうにLINE電話してきた。
2019年4月1日 ·
今日は次女、七海(なつみ)の入社式。長女、未空の時と同じように、今まで育ててきた親の思いを託した手紙が入社式で読まれた。未空は人目もはばからず大泣きしたが、七海は涙を必死でこらえたけど左目からポツリと一すじの涙がこぼれたらしい。社長は共感して鼻をすすっていたという。
七海(なつみ)、就職おめでとう!
高校を卒業できたことも、就職できたことも嬉しかったけど、
「ときわ食堂」でアルバイトを始めた初日、
「社員さんもアルバイトさんも、みんな素敵ないい人ばかりで、
本当に温かい良い職場だよ」って、話してくれた時は、
どれだけ嬉しかったことか。パパは飛び上がって喜びを
表現したかったくらいだよ。
七海にとっては、この3年、挑戦の連続だったね。
最愛のママの死の直後、受験勉強に集中できない中の高校受験、
亡くなったママと同じ病気で入院、そして、なかなか決まらない
就活。どれも頑張ったね。
合格、退院、内定と、すべて努力は報われて良かった。
でも、これからは、報われない努力もいっぱいある。
それでも、努力を続けてほしい。
だって、亡くなったママの希望の中を、今 七海が生きているから。
意識不明でママが倒れたのは、クリスマスまで、あと少しの時、
ママが、どれだけ七海と未空(みく)と祝いたかったか。
2人にプレゼント、たくさん買ってたよね。
どれだけ七海の高校合格を、そして就職を一緒に祝いたかったか・・・
ママがあれだけ生きたかった明日を、七海は生きているんだよ。
生かされているんだよ。
だから、七海、健康だけは注意してほしい。
パパは七海が健康なら、あとは、何をやってもいいと思っている。
人生は選択の連続だ。
親が期待した人生を歩むのではなく、
七海は七海らしく、自分の人生を選んで、自分の道を歩んでほしい。
七海は、大丈夫!
パパは七海を信じて見守り、七海の幸せを願い続けるよ。
今は何もかも初めてで不安でいっぱいだろうけど、
心配すんな、気にすんな、無理すんな、明日があるさ。
父 中村 伸一
4月1日のnoteを読んで、七海のことを心配して何人かの友人からメッセやコメントをもらったが、この件は明日以降、改めて報告する。
Love the life you live. Live the life you love.
Bob Marley (ボブ・マーリー)
自分の生きる人生を愛せ。自分の愛する人生を生きろ。