「もうすぐ生後7か月になる息子、初めての人見知り」
39県が緊急事態宣言解除となった夏日の昨日、
娘たちの引越しを手伝いに都内に出た。
最初は免疫力のないゼロ歳児の息子、颯馬(ふうま)を
都内に連れ出すのは、さすがに躊躇したが、
自己破産後、クレジットカードも持てないと
レンタカーも借りられない・・・
クレカを持つ美香とベビーシートに颯馬を乗せて
3人で横浜から東京・巣鴨を目指した。
娘たちは想像以上に喜んでくれた。「会いたかったぁー!」
颯馬に会うのは1月下旬以来だ。
車のバックドアを開けた途端、ベビーシートの颯馬はギャン泣き。
初めての「人見知り」が、姉たちとは・・・笑えた。
あれから4か月、娘たちの生活は激変していた。
今、店舗営業再開に向けて自粛の日々だが、休業補償もある中で
今月末までは休業している。
この機会に家賃の安いアパートへ姉妹2人で引越しを決めたのだ。
引っ越し作業の合間に、娘たちと恋愛トークやら、
コロナのおかげで料理を再開できたと、旨そうな料理の写真を
嬉しそうに見せていた。弟の颯馬を代わる代わる抱っこして
話しかける21歳と19歳の娘たち。
そんな姿に、
「3人で行って良かった」と思った。
ビックリしたのは、次女、七海(なつみ)が
スマホの待ち受け画面を颯馬の写真にしていたこと。
未空(みく)も喜んでくれて、颯馬の寝顔を撮ってくれた。
偶然にも、俺の友人、Kazuがご近所になったこともあって、
用事の合間に3回も顔を出してくれて、手伝ってくれた。
親としては頼りになる友人がそばにいてくれるだけで安心だ。
断捨離をして、気分一新して、新たな生活が始まる。
「リビングルームは4畳半になったから、
パパからもらったTVが大きすぎる」というので、
隊員からもらった小さなTVとトレードした。
横浜の自宅に越谷で見ていたTVを置くと、まるで映画館だ。
Netflixで最初に見た映画は、
デンゼルワシントン主演、ザ・ウォーカー
大画面で映画を観ると、やっぱ迫力が違うね。
これで我が家の生活も映画三昧になりそうだ。
娘たちと距離は離れていても、心寄り添っていきたい。
これからどうなるかを心配するより
これからどうしたいかを考える
福島正伸
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