「授かり婚」からアッと言う間の2年。長男も2歳になる!
幸せとは旅そのものであり、目的地のことではない。
アルフレッド・D・スーザ
「授かり婚」から、アッという間の2年。9月11日は入籍記念日だった。米国同時多発テロから20年。1996年に創業して5年経った2001年9月、最初の会社倒産の危機を迎えた。しばらく足踏み状態が続いたが、3ヵ月後の年末、23人の仲間たちと、まだ何とも言えない匂いの残るNYでカウントダウンした。それが、その後大ヒットとなる「大人の修学旅行」の始まりだった。あの一歩は俺の人生の大きな一歩だった。
そうやって、苦しい時も辛い時も一歩踏み出してきた。それでも、あの時、20年後、俺が今のような生活をしてるとは誰が予想できただろうか・・・。
12月で還暦を迎える今、超仕事人間だった俺が今月23日で2歳になる長男と18歳年下の妻と何より家族を優先して生きている。
1年前の記念日から最も変わったのは、成長著しい息子、颯馬(ふうま)。
夫婦でスパークリングワインで乾杯すると、颯馬が笑顔で水の入ったコップで乾杯してきた。
「大きくなったなー」って美香と会話しながら自宅でゆっくり過ごした。大きくなったのは息子だけじゃない。妻の美香は産後+コロナ太りで今、ダイエット中!笑
ここ1ヵ月くらい、颯馬はアレルギー性の咳と鼻水で夜、なかなか寝られない様子。特に台風接近で気圧の変化や季節の変わり目で急に冷えてきた、この1週間は咳や鼻が詰まって夜中に起きてしまうことが増えた。家族3人で睡眠不足が続いているが、颯馬は疲れを知らない子、メッチャ元気だ。
保育園に通って半年が過ぎ、保育園で教わっていることが、しっかり身についているのがわかる。今日も登園すると、靴と靴下を抜いで靴下を靴の中に入れて所定の場所の下駄箱に仕舞う。それから、ハンカチを指定場所に引っ掛けて手洗いする。フックになかなか引っ掛けることができなくて何度もハンカチを床に落とす。昨日できなかったことが今日はできた。でも、昨日できたことが今日はできないこともある。
「できた!」今日は颯馬が
「とうちゃん!?」って、ドヤ顔でこっちを見た。俺が「大変良くできました!」と拍手すると、颯馬も一緒になってメッチャ笑顔で拍手、自分で自分をめーいっぱい褒めている。トイレ・トレーニングも身についてて、自宅のオマルでオシッコできた時は、家族3人で「フウマ、すごーい!」って拍手。保育園でしっかりと社会のルールを身に着け、成長している姿を見るのが、今一番嬉しい。
コロナ禍で保育園も咳や鼻水の症状がある場合は、できるだけ登園を控えるように推奨している。
先月、9月12日(日)で終了する「パシフィコ横浜」でやっていた「恐竜科学博」。終了間近の土日は混んで密になると思ったので、9月10日(金)保育園を休ませて家族3人で行ってきた。平日でも思ったより人気みたいで混んでいた。
息子に何かを感じてもらいたいと連れて行ったが、颯馬は恐竜の化石には全く興味が湧かない。会場を駆けずりまわって追いかけっこ、展示をゆっくり見られない。ド迫力のショートムービーだけは、颯馬は口をあけっぱなしで驚いて観ていた。
保育園で多くを学んでいるのは確かだが、保育園で学べないこともある。土日の混雑を避けて平日に保育園を休ませて、こういう機会を増やし、今しかできない家族の時間をつくっていこうと思う。
過去はわたしたちのものだが、
わたしたちは過去のものではない。
わたしたちは現在を生き、未来をつくる。
たとえその未来にわたしたちがいなくても、
そこには子どもたちがいるから。
『ガンディー魂の言葉』浅井幹雄