「4冊目の出版日が決まった!」
4冊目の新刊、全国の書店での発売が、7月22日に決まった。
だいぶ早くからオンライン書店で予約販売もできるらしいが、
まだ、タイトルも装丁も決まっていない。
「ドラマチックジャーニー」という言葉を入れることだけは
決まっている。
今週、出版社の編集担当者と
久しぶりにオンラインではなく、直接会ってミーティングした。
タリーズコーヒー横浜元町店。
すっかりテイクアウト専門店になっていて、
店内の広いスペースはソーシャルディスタンスをとって人はまばら。
時代は猛スピードで動いている。
そこで口絵を8ページ、カラー写真を掲載すると告げられた。
隊員たちから送ってもらった写真がカラーで載せられるなんて、嬉しい。
候補写真は、こんな感じ。
そして、各章のトビラ前は、モノクロ写真だが、こんな感じ。
5月の出版が7月下旬に延期されたおかげで、
じっくり時間をかけて編集できている。今まで3冊の本を出版したが、
これほどまでに校正・編集作業が楽しいと思ったことはない。
時間をかければかけるほど、
そぎ落とされて、伝えたいことがシンプルに活き活きと
光る言葉に進化していく感じなのだ。
皆まで書くのではなく、ここで止めておいて余韻を残す・・・
職人技を持つ敏腕編集者と組んで仕事ができる喜びを味わいつつ、
一つ一つ学びながら、切ったり貼ったり編集できている。
音楽もそうだと思うが、編曲者は縁の下の力持ち的な存在だが、
同じく本づくりの編集者は、良いもの創っていくには重要なファクターだ。ちょっとした手入れが、全く違う世界を創り出している。
どこの出版社かよりも、どの編集者と組むかが大事だと思う。
誰よりも、俺が、この本の出版にワクワクしている。
それは、10年前、20年前に旅した隊員から去年一緒に旅した隊員まで
対話しながら創れているからだ。
これからは、競争ではなく、共創、協奏の時代に変容していく。
そんなことを一冊の本をつくっていくことで実感できている。
ありがたい。
旅をしなさい。
どこへ向かってもいいから旅に出なさい。
世界は君や、あなたが思っているほど
退屈な所ではない。
「大人の流儀」 伊集院静