60歳パパの子育て。「パピィ、お馬さん、いくの～」
昨日は妻が土曜日出勤で俺の育児と家事のワンオペ。
今月23日で3歳になる息子、颯馬（ふうま）と2人で過ごした。
妻が出勤してからも、ダラダラと朝食を食べている息子。
「ふうま、ご馳走様？」と聞くと、
「たべるぅ！」ちょっと食べると、YouTubeを見たり、トミカで遊んだり・・・
「椅子に座って食べることに集中！」
そんなやりとりを何回かしているうちに、朝食に1時間半もかかってるから子供用のプレートを下げた。すると、台所でプレートを指さして急に泣き出した。スクランブルエッグが二口くらい残ってて、「タマゴ、たべるの〜」って、完食。
俺がトイレに入っている間にバランスボールに乗っかってコケて、また泣いて「パパ、抱っこ」。抱っこしたら、パンツがビッショリ。おしっこ漏れてるし。手洗いして洗濯機へ放り込む。
「お馬さん、いくの？」って言っているので、
「パンツ自分で穿けるかな？」
自分で頑張ってやるも後ろ前が逆・・・
パンツを穿かせ直して馬のいる近所の公園、根岸森林公園まで散歩。
途中「中消防署」を通ると、「パパ、みて、みて なにかいる・・・」
そう言って中を見ようと、ピョンピョン跳ねていると、閉まっていたシャッターがガラガラと音をたてて開いた。消防士の人が「自由に写真撮って、いいよ～」と満面の笑み。颯馬は「働く車～♬」といつも歌うほど、消防車や救急車が好き。そして、「特急レスキュー消防車」ミニカーを一つ、持ってきた。
「ありがとう」と颯馬がいうと、
「もっと、ほしい？」と消防士の方が聞いてきた。
なんと種類の違う消防車4個のミニカーを「どうぞ！」
「なんてラッキーな日」と思って信号待ちしていると、見た顔が2人。いつも保育園で息子とランニングバイクで遊んでいる双子ちゃんと遭遇した。
おかあさんと3人。3人を見ていると保育園での様子が手に取るようにわかった。引っ込み思案だけど、ボスキャラ！？一回り身体が大きい。
双子ちゃんのお母さんと話すと、車で送迎する前にベビーキャリア（背負子）に息子を背負って保育園の送迎をしていた時、家族で俺の話題になっていたらしい。「あの坂道を毎日背負ってくるお父さん、白髪だけど、あの体力は30代じゃないか」とか 笑。そして、連絡ノートに、いつも先生に颯馬と遊んでいる様子が書かれていて、颯馬のことは知っていたのだ。
池の中の小魚やどんぐりに夢中になる子どもたち。追いかけっこをして転げまわって楽しそうに伸び伸びと遊んでいた。
「そろそろお馬さん、見に行くか」
ラッキーにも馬の調教中で目の前で馬を見ることができた。
「おうち帰る？」
「やだぁ、おうち、かえらない」
「パパ、お腹空いちゃったよ～」
「たべたくない」
ようやく帰宅した時は、14時。腹ペコだぁ。
遅いランチを食べると、息子と2人で爆睡・・・。
今週は二子玉川「cafe SoulTree」高橋歩トークライブ、そして翌々日、尺八とギター2本という世界でも類を見ないバンド、P.W.R（Pure Well Right）音楽ライブと続いた。
P.W.R音楽ライブが始まる前、ランチ時間から新宿御苑にいた。voicyラジオに出演した平賀さんから「ランチを一緒にいかがですか？」と誘いを受けたので、横浜ではなく、せっかく新宿御苑に行くならと、行きつけの店だった「Okudo 東京」に。俺はここの担々麺は世界一旨いと思っている。平賀さんにご馳走になった。
その後、タリーズコーヒーで夕方17時まで語り合った。
18時開場と同時に会場「ROSSO」へ。オーナーのとくさんと話して着席すると開場から開演までのひとときのBGMをメンバーの思い出の曲、お気に入りの曲を流していた。そしてセレクトした理由を書いたペーパーまで渡された。こういう粋な計らいが嬉しい。
いやー素敵な演奏だった。P.W.Rにしか出せない魅力あふれるライブ、楽しかった。同じ曲でも今までにないアレンジもあって新鮮で最後まで楽しめた。進化・深化を感じた。
オリジナル曲に加えて、小林亜星メドレーを聴いた。
（酒は大関こころいき〜どこまでも行こう〜人間みな兄弟〜モクセイの花〜魔法使いサリー〜ひみつのアッコちゃん〜ガッチャマン〜すきすきソング〜日立の樹）誘った友人たちも喜んでいた。たまたま同世代だったから余計に選曲がウケた。今も、あのフレーズ「アッコちゃん、アッコちゃん、好き好き～♬」を口ずさんでしまうほど 笑。「ひみつのアッコちゃん」も「魔法使いサリー」も2つ年下の妹と見ていたのだ。そして、最後のアンコール曲は、まさか、あの選曲で、しかもミックス、変装する遊び心が憎いねぇ。「P.W.Rはアンコールに命かけてます！笑」
なんか2年半ぶりにライブができるのが、「楽しくて楽しくて」って伝わって来て、こっちも楽しめた。好きな音楽をやっているときの3人は光り輝いていた。俺、基本「好きなことをやっている人が好きなんだ」と改めて思えた。ステージに立って「勝手にP.W.R応援隊長、広報担当やります！」とマイクで宣言した。彼らの演奏を聴いて単純に「俺も誰かに喜んでもらうために頑張らないと」って思えたからだ。
やっぱリアルで人と会うのが、一番刺激になる。これからも、積極的に外に出て行こうと思えた一週間だった。
今日は、これから「しなすい（しながわ水族館）」へ。土日は息子と徹底的に遊ぶと決めている。
NO MUSIC, NO LIFE？
Still 現役。
「海の向こうには70越えても
バリバリのRock Singerがいるよね。
日本にはまだいない。俺がやる。」
矢沢永吉