物見家の視える日々 #1
これは、日本のどこかにある歳時諸島に住むすこし普通とは違うとある家族の日常の物語である。
視える一家
すがすがしい朝日が窓から差し込んでいる。
目覚まし時計のアラームを止めながら力は目覚めたのだった。
今日は日曜日、普段より少し遅めの起床である。
「8時か、そろそろ起きようかな。」
ベットから降り水中ゴーグルのようなゴーグルを頭にかけリビングのある1階に降りていく。
「ん?」
階段の途中にヒモが張られている
[これはもしかして]そう思いながら頭にかけているゴーグルをかける
力は、ゴーグルをかけることで力の向きを矢印としてみることが出来るという能力がある。
そーっとひもに触ってみるとガシャン!という音とともに階段を横切るように矢印が見える
「ヤバイ」
矢印に当たらないようにすぐさま階段をおりる。すると後ろを大きなタライが横切っていった。
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