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1.5キャリア 始動。

START WITH WHY  1.5キャリア  始動。


今月から株式会社START WITH WHYでは、クラブチーム「品川CC」を運営する株式会社品川カルチャークラブと業務提携を行い、品川CCセカンドチームの監督・小川雄生氏の1.5キャリアを開始しました。

1.5キャリアとは

現役でプレーするアスリートの中で、引退後のキャリアについて不安を抱えているケースや、引退が決まってから今後のキャリアを模索するケースは少なくありません。そこで「多様な価値観のなかで、一人ひとりが納得度の高いキャリア形成を言語化し、実現できる社会をつくる」ことを目指しているSTART WITH WHYでは、アスリートが現役選手としてプレーに集中しながらも、ビジネス分野での経験を得ることで将来の選択肢を広げ、ビジネスキャリアの形成ができる「1.5キャリア」の取り組みを長年選手のキャリア育成を行ってきた品川CCと共にスタートいたしました。アスリートがプレーを続けながら、将来に対する漠然とした不安を解消し、プレーでもビジネスにおいても高いパフォーマンスを発揮できる世界の実現を目指します。


経緯(個人的バックグランドに関して)

まだ日本国内で、高校大学を卒業後、プロ野球を目指す選手のため受け皿の場が少ないとき、北信越でプロ野球独立リーグ「BCL」が誕生しました。
私がまだ大学生の頃です。


当時アメリカに留学をしていた私は、リーグの設立準備室が開設されたというニュースを見てすぐに、その設立準備室へ国際電話をかけました。「インターンをさせてほしい」と伝えたところ、今どこにいるんだ?と聞かれ、アメリカにいることを答えると、半ば呆れられながら日本に帰ったら会う約束を取り付けたことを覚えています。

帰国後、インターンとして働きながら、野球というスポーツをユニフォームではなくスーツを着て戦っている大人がカッコよくて、その大人たちと一緒に開幕準備やトライアウト、ドラフトなど、リーグが生まれる瞬間に立ち会えたことは、私の原体験です。

それが今から15年くらい前の話です。

そこから野球の独立リーグやJリーグのJ3、JFL、卓球のTリーグやバレーボールのVリーグなど、ここ数十年でアスリートがスポーツで活躍できる場が増えたと感じます。

そのなかで多くのアスリートの方と触れる機会をいただき、アスリートの選手としてのキャリアはもちろん、アスリート人生に区切りを付けたあとのキャリア形成についても考えさせられる場をいただきました。アスリートのなかには故障等を理由にクラブとの契約解除や現役引退となり、新しいキャリアを突如迫られるケースは少なくありません。ビジネス経験がないなかで、全くのゼロからできる仕事を探したり、競技に関連した仕事に就くことも素晴らしいですが、もしセカンドキャリアを考える手前で、競技に集中しながらもビジネススキルを身につけることで、将来の選択肢を拡げていける場があったら、アスリートが安心してプレーも続けることにも繋がり、その先も幅広い選択肢の中から納得度の高いキャリア形成ができるのではないかと思うようになりました。そんな中で、その考えを何年も前から実践している品川CCの吉田さんとの出会いもありSTART WITH WHYで、セカンド(1.5)キャリアの一歩手前の、1.5キャリアをスタートしました。


経緯(品川CCとの業務提携に関して)

品川CCは代表の吉田さんもリクルート出身で、アスリートとビジネスの両立を進めており、来期からはトップチームの監督に元日本代表の槙野さんが就任するなど、国内のクラブチームの中で今とても注目されているクラブです。

何度か打ち合わせさせていただくなかで、1.5キャリアという概念を知り、この取り組みを拡げていくことが、日本の人材不足の解消にも繋がり、選手にとってもビジネススキルを身につけることで将来の選択肢を拡げられるんじゃないかと感じました。実際、私たちが営業支援でクライアントの営業課題に取り組む理由も、国内の人材不足と生産性の向上による売上拡大なので、解決したい課題が一緒で、ご一緒させていただくことにしました。

START WITH WHYで創り出したい社会について

今後、1.5キャリアを通じて、一人ひとりが納得度の高いキャリアを言語化し、実現できる社会を創り出すために取り組んでいきたいと考えています。1.5キャリアを通じてビジネススキルを持ったアスリートが増え、働き方選びや仕事づくりに“弾力のある”世の中を実現します。

今後(2年以内の目標と期待値)

2年以内に1.5キャリア人材を100名まで増やす予定です。
サッカーだけでなく、野球やバスケット、卓球、マイナースポーツなど、あらゆるアスリートにとってキャリア形成に繋がるようサービスをつくっていきたいです。
ただビジネススキルを知識で身につけるだけでなく、営業やマーケティングの経験を豊富に積むことで、キャリアアップを図れるように、育成体制やキャリアステップをつくることが今後のテーマです。


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