ぼくにお花を買う習慣をくれたユニクロフラワー
元々、お花は誰かの誕生日か送別会などに買う程度で、家に飾るなどはしたことがありませんでした。
これまでの花屋さんでの体験
価格がわからないのでスタッフの方に予算を伝えて見繕ってもらう
ここには人のコミュニケーションが介在していました。
普段は入らない花屋さんに入る時は、いつもどこかそわそわしていて、贈り物を選ぶという喜びでちょっぴり心が弾んでいるような気がします。
そこで、
・プレゼントですか?自宅用ですか?
・お相手は女性ですか?男性ですか?
など、お店が混んでいなければスタッフの方との会話を楽しみながら花束をつくってもらいます。楽しい時間です。
そして、出来上がった花束をもってお店を出て街を歩くとき、
ぼくはいつも気分がいいです。きっと日常にはない「特別な体験」をしているからなのかもしれません。
そう、普段お花に身近になかったぼくにとって花を買う行為は、「特別な体験」でした。
ユニクロフラワーでの体験
しかし、ユニクロにユニクロフラワーが登場してから、その日常はいっぺんしました。
一束390円!
たくさんの種類のお花が、一本いくらではなく、一束いくらで販売されている。お花ごとによって違う価値を、すべて同じ金額にして、お花の量を調整することで一定にしているのだ。
売り場を見た瞬間、どれがいくらなのかわかりやすいので買いやすい。自分で選んで、指定の袋にいれて、レジにいき、金額を支払えばそのままその袋のまま持って帰ることができる。とても便利だでした。
ここには人以外のコミュニケーションが介在していました。
わかりやすい金額設定や、一人で選んで、会計まで済ますことのできる設計など。
銀座をふらふらと歩いて、ユニクロのなかをみて、ちょっと花でも買って帰ろうかなという、とても何気ない動作でお花が日常に入ってくる感覚です。
ここでは、「特別な体験」ではなく、「お花がある生活」を提供してくれているのだろうと感じました。
(袋もかわいいです)
事実、わたしも銀座のユニクロにいくたびに、最後にお花を数種類選ぶのが習慣になりました。
様々なお花メーカーが、サブスクでお花を提供していますが、それ以上にわたしにとってはユニクロフラワーを通じて、さらにユニクロが社会のインフラになっていく今後が楽しみでなりません。
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