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その2. 音楽人生YAH! YAH! YAH!


僕は褒められて伸びるタイプだと前回どこかで話したが正しくは「煽てられてその気になるタイプ」と、言った方が適当かもしれない。

とにかく、あれは僕がまだ6歳かその辺りの頃だったと思う。


親父が友人の結婚披露宴で余興を頼まれ一曲歌う羽目になった。
この "羽目になった" というのは、そもそも親父はそれほど歌が上手ではないらしい。むしろ苦手のようなのだ。

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