学校と英語
どうも、毎度です。TOEICのアンケート欄で私も長いこと英語を勉強しているんだなと感じています。ここで、先日書いたものと内容が少し被る気がしますが、学校と英語というテーマで少し書いていきたいと思います。
義務教育で英語は必須科目です。なぜならば英語ができるか否かで就ける仕事が変わってくるため、国民全員のスタートラインをそろえる必要があるからです。また、グローバル化が進む現在において英語を使わなくて済むという職業の方がだんだん少なくなっていくと思います。ここで求められる英語というのは英会話や手紙、メールの書き方といった実用的な英語です。したがって義務教育課程の英語は実用的なものに100%振るべきでしょう。
では、高校以上での英語はどうでしょうか。高校、大学を卒業した後のキャリアのことを考えるのであれば、実用的な英語というものが教えられるべきでしょう。一方で、大学というアカデミックな場に対応する英語や記者や法曹など正しい言葉遣いが求められる英語も必要となってきます。したがって高校、大学では実用的な英語に加えて、固い英語というものが教えられるべきだと思います。
まとめると、中学生までは実用的に話す、聞くの訓練が行えるように、高校生以上はきっちりとした英語を使うように訓練されていくべきでしょう。きっちりとした英語を使えること(最上級はクイーンズイングリッシュになると思います)は自分の育ちの良さやステータスの高さを表現することにもつながります。学歴を重ねるにつれて固い英語が求められるといった設計にするのが理想だと思います。
話が変わりますが、デイヴィッド・ベッカムの英語の変遷を聞いたことがあるでしょうか。ベッカムは元イングランド代表のサッカー選手です。元々、ベッカムの英語はコックニーと呼ばれる訛りが入ってました。しかしセレブの奥様と結婚なさってから、段々と訛りが抜けていき、最近ではアメリカ発音が混ざるようになっているようです。Youtubeなどに動画が上がっていますので是非検索してみてください。
ベッカムのように社会に出た時、ハイクラスになればなるほど求められるのはきっちりとした英語です。しかしそこに行かないのであれば全く必要のないレベルの英語でもあります。英語を母語として使わない私たちは、結局どの場面で英語を使うことになるのかを思い描きながら勉強する必要があると思っています。