公務員試験勉強 #4(終) 面接
どうも、毎度です。公務員への就職が民間と違う点は、面接に進めるか否かがペーパーテストではっきりとする点です。民間のいつメールが来るかわからない不安と闘わなくて良い面があると思えば、ペーパーテストの結果発表も何とか耐えられるというものです。
今回は公務員の面接は何を見ているのかということについて感じたことを書いていきたいと思います。
まずは社会性です。社会性といっても単純なもので、目上の人に対して敬語を使えているかや、清潔な服装で面接に臨めているかなど社会人として生きていく上で当たり前のことができているかということです。最低ラインなので言葉遣いや服装はきっちりとしたもので面接に挑みましょう。
次にストレス耐性です。複数の面接官がいる場合では、そのうちの一人がかなり嫌な感じを漂わせてきている人物だったりします。僕な場合も一人いて、正直この人と一緒に仕事したくないなと思いました。後で友人にその話をした結果、嫌な人とでもちゃんとコミュニケーションがとれるのかというストレステスト的な意味合いの演技ではないかという結論に達しました。不遜な態度をとったり、発言の揚げ足取りばかりの面接官もいるかと思いますが、心を凪にして丁寧に対応していきましょう。
最後に、頭の回転です。面接官の中には「~の問題についてはどう思うか」というような質問を投げかけてくる方もいます。ここで勘違いしてはいけないのが面接官と知識比べをしているのではないことです。あなたがどんなに勉強していたって相手はプロで当事者です。知識比べで勝とうとは思わないでください。むしろ与えられた情報をもとに多角的な視点で意見を述べられているかを見られているように感じました。特に「多角的に」という部分が大事で、こちらを立てれば向こうが立たないといった考え方が公務員の職業上大事にされていると思います。何せ商売相手は、国民や市民なわけですから、全員が幸せになれる政策とは何かを考えることが求められます。民間企業では求められない視点ですので、日頃から訓練しておくべきでしょう。
事前の対策は試験種によって異なると思います。専門職は一般的に特殊な面接が多いので、試験勉強と共に事前練習をこなしておくことが必要だと思います。地方公務員は地方の抱えている問題や最近取り組んでいることについての知識を軽く入れておくのがいいでしょう。これについては住んでいる地域の公務員試験ならば特に対策する必要がないように感じます。
今回で公務員試験についての書き物を最後にしようと思います。持ちネタは全部書いたつもりです。これからの公務員試験がどうなっていくかは知りませんが、公務員を目指す人の一助になれば幸いです。