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福祉×ビジネスの未来
~新しい可能性への挑戦~
「福祉」と「ビジネス」。
一見すると相反するように見えるこの二つの言葉。
でも、僕たちはむしろこの組み合わせにこそ、新しい可能性があると考えています。
なぜなら、本当の意味での自立支援とは、
持続可能なビジネスモデルの中でこそ実現できるものだから。
福祉の現場が抱える課題
今、就労継続支援事業は大きな転換期を迎えているなって思う。
3年ごとの報酬改定。
給付費への依存。
「支援だから」という言い訳。
これらの課題を前に、多くの事業所が
従来のやり方に固執しているように見える。
その中で僕たちは気づいた。
「障がいがあるからできない」のやなくて、
「障がいがあるからやらせない」世の中が、
効率や生産性という名の下で可能性を奪ってきたんやろなって。
新しい挑戦の形
だから僕たちは、
その可能性を一つひとつ取り戻していく挑戦を始める。それは具体的な数字としても表れている。2027年中に、生産活動収入で月商1200万円の達成。
この数字は、単なる売上目標じゃありません。
僕たちの理念への「覚悟」であり、
可能性への「挑戦状」なんです。
給付費への向き合い方
3年後の改正では、就労支援B型に大きな変化が予想されている。
短時間利用の報酬減の可能性。
これまで「1時間でいいよ」「2時間でいいよ」と
柔軟に対応してきた利用時間。
これからは4時間いてもらうように、
各事業所は動いていくやろう。
でも、本当にそれでいいんかな。
それって誰のなんのため?
本人のために4時間にするん?
社会に出るには4時間働かないといけないって、
そう言いたいんかな?
僕たちは違う選択をする。
4時間へのシフトにリソースを使うのではなく、
2時間の価値を高める方法を考えたい。
なぜなら、本人にとって同じ工賃なら
4時間働くより2時間の方が絶対にいい。
これって、障がいのある人もない人も
みんな同じはず。
本質的な支援とは
確かに、訓練等給付費は重要な収入源です。
でも、それに依存しすぎることは危険だと思う。3年に一度改訂がはいるから。
僕たちは給付費を「プラスα」として考えている。
給付費があるからこそ、
より丁寧な支援ができる。
より時間をかけた商品開発ができる。
そういう「プラス」として活用したい。
無理なく工賃アップを達成させるのに必要なのは、
利用者の頑張りより、事業所の環境づくりだと
僕は考えている。
僕たちの目指す未来
僕たちが目指すのは、
「就労支援」と「ビジネス」が高い次元で融合する世界。
そこでは、障がいの有無に関係なく、
誰もが自分の可能性を追求できる。
誰もが誇りを持って働ける。
そんな場所を作っていきたい。
まだまだできてないけど。
実現への道筋
まず、商品開発力のさらなる強化。
これは単に新商品を作るということじゃありません。一つひとつの商品に、誰かの成長が詰まっている。
誰かの可能性が広がっている。
そんな商品づくりを続けていく。
次に、働く環境の整備。
「効率」や「生産性」という言葉で、
誰かを置き去りにしない。
一人ひとりのペースを大切にしながら、
着実に前に進んでいく。
それが僕たちの信念なんです。
TSUNAGUの誇り
TSUNAGUの商品が選ばれる理由。
それは「支援のため」でも「福祉のため」でもない。
純粋に、その価値が徐々に認められはじめてているのではないかなと。
その事実が、僕たちの自信であり、誇りになっている。
未来への展望
2027年(厳密には2027年中)
その時、僕たちはどんな景色を見ているか。
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月商1200万という数字以上に大切なのは、
そこで働く一人ひとりの笑顔。
お客様からの「美味しい」という言葉。
そして、新しい福祉のカタチが
確かな形で示されていること。
僕たちの挑戦は、まだ始まったばかり。
でも、この道が正しいことを、
心の底から確信している。
「商品の価値で選ばれ、
働く人の誇りを守り、
社会に新しい可能性を示す」
それが、僕たちの描く
「福祉×ビジネス」の未来図です。