はじめての全身麻酔 その2「ノドに…」
最近、甲状腺腫瘍切除とバセドウ病治療のため
甲状腺を全摘出する手術を受けました。
その時のお話です。
これから全身麻酔の手術を受ける方(特に男性)の
参考になればと思い、
また自身の記録用に、書きます。
(前回のあらすじ)
いつも通っている糖尿病のクリニックで
たまたま頸動脈のエコー検査をしたところ
もともと甲状腺にあった腫瘍が格段に大きくなっていることを発見。
手術の検討も含め、大きな病院で検査することに。
僕は糖尿病で定期的に通院する以外にも
緑内障の疑いで眼科に通っています。
さらに予防歯科も含めて歯医者にも通っており
これらが3ヶ月に1回の割合で回ってきます。
もはや病院通いにおいては“手練れ”の域と自負しているのですが
それでも大病院はイヤですよねぇ。
勝手がわからないし待たされるし。
何より怖いし。
それでも勇気を振り絞り、
行きつけの糖尿病クリニックの紹介状をもって行きました。
案の定予約時間を過ぎても自分が呼ばれることはなく。
予約時間から40分くらい過ぎた頃でしょうか。
ようやく名前が呼ばれ診察室に。
担当医は全体的に(体も声も)か細い方。
もっと権威ありそげな偉そげな先生が出てくるのかと思っていましたが…
しかもめっちゃ鼻ぐずぐずやん!
(診察した時期は春で花粉症シーズン真っただ中でした)
第一印象としては
「こんな先生で大丈夫なの?」でした。
でも、その不安はスグに消えました。
診察や説明が非常に的確だったのです!
こちらの病院でも首のエコーをとった結果、
やはり左側の甲状腺に腫瘍があり、大きさは約4cm。
このまま大きくなればやがて気道を圧迫し始めるとのことで
手術で取り除いたほうが良いとのこと。
はぁ~
やはり手術か…。
ただ甲状腺は左右に2つあり、
腫瘍があるのは左側のみ。
なので右側の甲状腺は残すということでした。
人間が活動する上で欠かせないホルモンを分泌する甲状腺。
片方でも残っていれば正常に作動するとのことなので
安心といえば安心でしたが…。
先生)良性かどうか、今の段階でわかる範囲で調べましょう!
僕)はい、お願いします。
先生)では『穿刺細胞診(せんしさいぼうしん)』を行いますね。
僕)なんですかそれ?
穿刺細胞診とは、単語の中に「刺」という言葉が入っているように
ノドに針を刺し、甲状腺付近の細胞をとる処置らしいです。
その細胞を検査に回し、良性か悪性か判断するとのこと。
ノドに針を刺すですってぇ!!!!
想像しただけで気絶しそう。
僕の不安な表情を悟ったのか
先生)大丈夫。注射よりちょっとだけ太い針が入るだけだから。
いや、それが怖いっちゅーねん!
でもね、悪性だったらその後の治療も大変になるので
先にわかるのなら知っておきたい。
泣く泣くノドに針を刺す行為を受け入れることにしました。
結論、痛かったです!
でも、普段から3ヶ月に1回採血をしていることもあり
死ぬほど痛いかといわれるとそれほどでもないかも。
もちろん個人差があるでしょうけど
一瞬ですし、恐怖に震えて寝れないほどではないと思います。
次回の来院は1ヶ月後。
果たして甲状腺の腫瘍は良性なのか?悪性なのか?
すべては1ヶ月後に明らかに!
(その3につづく)
普段はフリーの求人ライターをしています。
あとゆる~くダンスインストラクターも。
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