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100、2021年7月13日(火)音楽を止めないで

このブログも100回目。1回目を書いているときには、まさか100回になっても、まだまだこんな状況が続いているとは本当に予想だにしていなかった。やれやれ。(by.村上春樹)

スペインでは、第5波がやってきて、ここカタルーニャ州での1日あたりの新規感染者数が8,585人と大変な数字になっている。しかし、過去24時間の死亡者数は5人。非常に高い新規感染者数に比べて死亡者数が少ないのは、やはりワクチンの効果なのか。今現在は16歳以上の若者がワクチンの1本目を打っているところである。そして、その中でも特に優先しているのが、医療従事者と一緒に住む家族とのこと。昨日お隣のフランスでは、ワクチンを打たないと電車にも乗れず、ショッピングセンターにすらもいけないようにする!とマクロンさんが発表したらしい。なんと極端な... 今のところスペインはそれは真似する感じはない。(今のところ)ちなみにワクチンパスポートはもう7月1日からオンラインでとれるようになっている。

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スペイン厚生省が発表したグラフによると、青(20-29歳)と水色(30歳から39歳)の新規感染者数が多い。夏でみな夜遊びするので、それを規制する目的でまたバルが深夜0時半で閉まることとなった。また、ビーチでのボテジョンの禁止など、取り締まりが再開。(ボテジョンとは公道で集まって飲み会をすること)長く続いた外出禁止令は解かれていたが、また施行するかどうか議論の真っ只中。まあ、10時には大体寝ている私には関係ない話だが。みな、家でじっとしておくれ。

文字化けしているけど、Cruïlla (くるいーじゃ)↑

そんな中、7月8日から10日まで、音楽の祭典、Festival Cruïlla 2021がバルセロナ市内で行われた。去年は中止となったこのフェス。今年は25,000人くらいの集客とみられていたのが、当日抗体検査を受けた参加希望者は46,199人。そのうち285人が陽性だったらしい。フェスの間は、FFP2マスクの着用が義務とされていたらしい。たしかに音楽に乗りながらも写真の観客はみなマスクをしている。そもそもその285人は無症状だったんだろう。その時連れが陽性で参加できないと分ったなんて、ショックだろうな。

まだフェスに行く勇気はわたしにはないけども、日本も同じように準備をきちんとすれば、できるのではないのかな、とこの記事を見て思った。日本とスペインの違いは、政治家も音楽の重要性を分かっているところ。

(写真は関係ないが、おいしそうなスペインのトマトたち。本文内容に関係なし!文句あっか!?ないね!)

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