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123、2022年8月23日(火)、アフターコロナ、略してアフコロ

そんな略語があると最近知った。「アフコロ」少なくとも、バルセロナはとっくにアフターコロナ、アフコロである。8月に入ってみなバカンスに行っていて、人がいないので情報は入ってこないが、身近に感染者は今月は出ていない。バルセロナ市内は観光客であふれている。

今朝は日本の実家の母から連絡があって、驚いた。「昨日熱があったので、PCR検査を受けてきた」というのである。は?1日だけ熱が出ただけでPCR?そりゃ医療崩壊するはずである。

出羽守にはなりたくないが、スペインでは1日熱が出たくらいではPCRを受けには行かない。そもそも、薬局で簡単に抗体検査キットが買えるので、それをとりあえず買って自分で検査。それで陽性が出たら、自宅で待機する。よっぽど基礎疾患があるとか、呼吸器系がおかしいとかでないと、医者には行かない。

このコロナ渦でオンライン医療も進んだ。公立の医者でも、オンラインで症状などを書き、予約をとると、電話がかってくるのである。日本ではこの2年半でなぜにこういうシステムが確立されなかったのだろう。スペインにできて、日本にできないわけがない。そもそもワクチンの接種券が紙で郵送で来たなんて国はEUでは聞いたことがない。ただマスコミが発表する感染者数に一喜一憂する人々。もう先進国とは言えない、悲しい現実だ。

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