中森さん❗️「西区だより」を多くの方に読んで頂きたいのでそのままここでご紹介させてください‼️
皆さま、いつも中森たついち市議を応援下さりありがとうございます。
2023.10.28(土)広島市議会9月定例会を終えて、中森市議による市政報告会が開催されました。「市民に冷たい松井広島市政」が更に浮き彫りになったこの定例議会。この度の中森市議による「西区だより」はいつにも増して熱い内容で、そのまま画像を載せるよりも、こちらに文章として転載させていただいた方がより多くの方に伝わるのではないかと考え、中森市議にその旨お願いしましたところ快諾いただきましたので、このnoteにて投稿致します。
是非目を通していただき、今の市政がどれだけおかしなことになっているか、知ってくだされば幸いです。
ここから↓
税金の使い方がおかしい!
「決算特別委員会の質疑から」
10月20日までの決算特別委員会。そこでの質疑から見えてきた、広島市行政の歪みの一端について報告します。
【放課後児童クラブの机や壁などの補修がされない】
放課後児童クラブは小学校区ごとに設置されています。
施設も古くなると壁なども傷むし、机などの備品も傷んできます。壁に穴が開いたり、本棚や机の天板の表面が剥げてとげがたくさんあっても修繕してくれないのでポスターを貼ったり段ボールを置いたりしてカバー。机の角が角ばっていてぶつかると危ないことや古くなって角からトゲだらけになっているのに取り替えてくれないので、テープを貼ってカバーしています。
古くなったら痛むのは当たり前で、状況に応じて修繕したり取り換えたりするべきです。
【児童館の遊戯室のエアコン】
児童館にはそれぞれ遊戯室があって、子どもたちが体を動かして遊ぶ場所になっています。ところが、夏はエアコンがないと暑すぎて危険なので使用禁止になってしまいます。外も暑すぎるので、子どもたちは室内でじっとしているしかなくストレスがたまります。
エアコンの設置費は、1か所で500万円。大規模な開発事業にかけるお金の一部で、この問題は一挙に解決します。
子どもたちが夏休みも元気に過ごせるよう、思い切って予算を投入して、来年の夏までに、一気に設置するべきです。
【雨漏りする通園バスはすぐにも買い替えを】
児童館や放課後児童クラブだけではありません。障がいのある幼児たちの発達を支援するための、こども療育センターが東区光町と佐伯区、安佐北区にありますが、園児たちの通園バスが33万キロも走行してボロボロで雨漏りがしていたり、26年もたった老朽バスが買い替えてもらえないとの声が届いています。
買い替えるのに必要な費用は1台2600万円です。差し当たって2台必要ですから5200万円で安心安全なバスにかえることができます。
来年度予算で買い替えるよう要請しました。
【エールエールA館のフロア買い取り額を7億円も増額】必要のないムダづかい
(中央図書館等の移転先)
中央図書館などを中古の商業ビル「エールエールA館」に移転するための、8~10階と地下2階の一部などを買い取る費用がこの夏までは65億円だと言っていたのに、9月議会に7億円も増額する補正予算案が出され、大きな問題になりました。
このビルは、経営計画がずさんだったために20年たった時点で、銀行からの借り入れの返済期限を大幅に延長したうえに利息も引き下げてもらうことになり、広島市からの貸付利息も10分の1に引き下げ、6億6千万円の利息を放棄しました。それでも銀行は不安だというので、何かあったら市が税金で償うという損失補償契約まで結んだものです。単なる民間のビルではありません。事実上、広島市のビルです。
そのビルの運営会社が65億円で経営再建ができると6月に市議会に報告しているわけで、地価や物価高騰を理由に買い入れ額に7億円も追加する必要はありません。
日本共産党市議団はこの補正予算に反対しました。
【高速5号線と2号線の連結路の工事費を30億円増額】ずさんな計画で市民負担を増額
9月議会には、高速5号線と2号線の連結路の建設費を30億円も増額する議案がありました。トンネルの一式工事の契約額に、工事に不可欠の部品や一部工事の費用が含まれていなかったという、大林組などのありえない!言い分を認めて87億円も工事費を増やしました。その際に、工事の必要性にかかわる指標(費用対効果の比率)が下がるのを避けるために、「効果」である通行量が増える根拠にするために、凍結していた連結路が復活しました。
その工事費を積算する際に、工法などを決めるのに必要な地質調査をせず、5号線のときの調査結果を流用したために、工事する段になって実際に地質調査をしたら、工法を変更し、工事期間を4年も延長したうえに工事費を30億円増やさなければならなくなったというものです。
ずさんな計画を立てたために、あとから30億円も工事費を追加するようなことは認められないと、日本共産党市議団は反対しました。
高速道路といい、エールエールA館といい、市長が推進する事業は何でもありで、いくらでも費用を追加するのに、子どもたちのところにさえ税金を出し渋る広島市。
税金の使い方がおかしい!
この声をどんどん突き付けていかなければなりません。
【アメリカに遠慮してモノが言えない広島市の平和行政】
決算特別委員会の質疑の中で、平和記念資料館の展示について、いくつか提案を行いました。そのなかで、アメリカが原爆を投下したことを反省していないし、被爆者に謝罪してもいない、ということを、展示の中で明示するよう提案しました。
ところが、多くの識者を集めて何年もかけて検討したものだ、ということを理由に、アメリカの責任を明示することを拒否しました。
しかし、アメリカが原爆投下を正当化し続けていることと謝罪していないことは、広く知られていることです。核抑止力論の立場を確認したG7広島サミットでの「広島ビジョン」をしきりに擁護する態度や、アメリカ政府が運営するパールハーバー国立記念施設と平和公園との「姉妹公園協定」を市民にも議会にも相談せず勝手にアメリカ政府と調印したことなどを考えると、自民党松井市政になって、広島市の平和行政が変質してきていると考えざるをえません。
こんな平和行政でいいのでしょうか。
ここまで↑
いかがでしたでしょうか?
とりわけ衝撃的だったのは、やはり放課後児童クラブの画像ではないかと思います。
今まで無償だった放課後児童クラブは、2023年度から世帯収入によって一部有償化されました。有償化されたのなら、せめて施設の老朽化に早急に対応すべきです。
放課後児童クラブやこども療育センターの通園バスへ使われなければならないはずの税金が、何億、何十億と大規模開発に使われています。またその開発すらも、高速2号線と5号線の連結路の工事に関する報告にあるように、杜撰な計画の下に税金が注ぎ込まれている状態です。
「市民に冷たい松井広島市政」という表現は決して大袈裟ではありません。この「西区だより」にある市政報告を読まれた皆さまなら、同意なさることでしょう。
是非この内容を少しでも多くの方にお知らせくだされば幸いです。
最後になりますが「西区だより」の全文転載を快く承知下さった中森市議に感謝致します。ありがとうございました。
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