「ひとくず」の本懐

ビームさんにオススメされていたし、U-NEXT見放題にあったんで「ひとくず 新ディレクターズカット」終了。上西雄大監督作。先日の「OSLO / オスロ」に引き続き最初から最後まで涙だーだーｗ。極上に良かった。あまりにもベタすぎて結末までほぼ予想ついたがそれでも泣けるし、「本当に最後」のかーちゃんは予想できなかったｗ。

虐待されマンションに閉じ込められている幼女の前に、押し入った泥棒が現れる。泥棒は、幼女の傷跡に気付き、自分も同様に虐待されていた過去を思い出し、幼女を救う。そして……という感じ。モンスターだった泥棒が、モンスターの（幼女の）母親と癒やし癒やされ人間に進化するとお話。

昔書いた、「無垢の祈り」に少々似た所もあるが、基本別物。でも、「無垢の祈り」同様「ひとくず」もハッピーエンドですよね。事件があったおかげで全員幸せな人生が訪れる未来が始まる。

「無垢の祈り」はいいぞ。｜中宮崇@中年童貞 @pxPzQQQDkIIwctG #note https://note.com/nakamiya893/n/n9e9807460db4?sub_rt=share_b&d=s6czG-06vAl

53歳中年童貞のオラは、主人公の泥棒同様貧乏だったけど、幸せなことに虐待はなかった。でも40歳になるまでコミュ障のモンスターだった。それが某読書会でみんなに怒られ泣かされることで（ある程度）リハビリできて今がある。周囲の少しの善意や幸運が人をモンスターにも人にも変える。