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リフォーム会社を決めるまで | あおみくリフォーム記

日本橋、人形町、水天宮、甘酒横丁…
そんな場所に人が住むと思っていなかった数年前の自分にびっくりされると思うけど…
一生賃貸でのらりくらりと生きていくと思っていた数年前の自分にびっくりされると思うけど…

我が家、人形町にマンション買いました!

築20年ほどの、55㎡。
3人で暮らすには決して広くはなくむしろ狭いけれど、この場所に住み続けたいという想いも強く、物件探しに難航しながらも買いました。

買った話はね、いいんですよ。
結構多くの方が発信してるし、それこそ市況というか価格も大きく変動している過渡期なので。

そのマンションを、今スケルトンリフォームしています。
そんな話を何回かに分けてしていこうかと思います。

そもそも、リフォームありきのマンション購入

我が家は3人暮らし、子どもはまだ2歳。
マンション購入時の条件というか希望に、子ども部屋を壁でわけられること、というものがありました。

というのも、今の賃貸のおうちは1LDKで居室とLDKがすりガラスの引き戸で区切れるタイプ。
解放してしまえば解放感があっていいのだけど、子どもと私はリビングで寝ているし、寝た時は光が漏れるので居室も暗くして静かにしないと…などなかなか不便なところもありました。

そのため、新居を選ぶなら部屋が壁で分けられることが必須条件。

購入したマンションは、売主様が20年前の新築時のオプションで2LDKを1LDKに変更されていたため、購入はつまりリフォーム検討のスタートでもありました。

リフォーム会社はどう選ぶか

一言で言ってしまえば、フィーリングかもしれません。
ただでさえ高い買い物に、さらに追加費用をかけて自分の思いを形にしていくわけだから、その思いを共有できること、形がイメージできること、そして大事な予算感が合うこと、それだけなのでしょう。

言ってしまえば一言だけど、なかなかその会社に、担当者に出会うのが難しい。
そして、決めるのもなかなか難しい…

なので、前置きが長くなりましたが我が家がリフォーム会社をどう決めたか、書いていこうと思います。

1社目 ~不動産屋に紹介してもらったA社~

物件購入を検討する時点で、リフォームについては不動産屋に費用面含め相談していたため、何回か契約前から不動産屋が付き合いのあるリフォーム会社が一緒に現調し、図面を作成してくださっていました。

この最初に登場した不動産屋に紹介されたリフォーム会社を『A社』と呼ぶことにしましょう。

A社は地元の会社で、不動産屋からの声掛けにすぐに日程調整し現実的なリフォーム案を提示してくださいました。
図面をみると"こうできないか…"とか"こことここをこう…"など想いが出てきて、それを伝えるとその通りには図面をひいてくれる。
もちろんそこまでしていただけるだけ感謝なのだけれども、どことなく”言ったことしかやってくれない”という不信感もつのっていきました。

2社目社登場の前に、突然沸いたオーダーキッチン

リフォームを検討している中で、突然話が降ってわいたのが『オーダーキッチン』。
実は、リフォーム検討当初はあまり私は自分事ではなく、夫に連れられるままにLIXILのショールームに行き、うーん、うーんとしていました。
こうしたい、がないわけではないけれど、どうしてもしたい、は特にない…
けど、なんとなくMiele製品はいれてみたい、LIXILなら食洗器はいれられそう…
それくらいの感度でした。

Mieleの食洗器が入れたいという想いだけがあったので、ふと買い物のついでに日比谷のショールームへ。

そこで、見てしまったレンジ付きオーブンとコーヒーマシン…

今、改めて冷静に考えれば何に惹かれたのか悩むところもありますが、とにかくこの時私は『Miele製品全部を入れたキッチンにしたい!』という野望を持ってしまったのでした。
※Miele製品:食洗器、IH、レンジ付きオーブン、コーヒーマシン

すると、いきなり選択肢が狭まるキッチンメーカー。

LIXILでオプションで入れられるのは、食洗器とレンジ付きオーブンのみ。
他のキッチンメーカーも食洗器は対応できるが他は不可の回答。

そこで選択肢として出てきたのが、オーダーキッチンでした。

オーダーキッチンメーカー何社かに連絡をし、一番リアクションの良かった会社の方とショールームで打ち合わせ。初回打ち合わせ時に、図面をおこしていただけたこと、ショールームに展示されていたキッチンがとてもすてきだったこともあり、こちらに依頼することとしました。

そして再びのリフォーム会社選び 2社目 ~会社の福利厚生にあったB社~

A社に対応いただきながらも煮え切らない想いを抱えていた私たち。勤務先の福利厚生の一つ”住まいサポート”的なもので、リフォーム割引があると知りました。

そこから1社お声がけすることに。

こちらはすぐにメールベースでのやり取りと自宅に訪問くださり図面をおこして打合せ。
この図面が、ぽろっと言った〇〇やってみたい、を次回の打ち合わせですぐに反映してくださるなど、とても好印象でした。
(洗面所ダブルボウルにあこがれる、と言ったらその図面が出てきて、もうそれだけで私の希望は供養されたもんです笑)

一緒にショールームも行き仕様を検討するなど、”一緒に考えて提案いただける”と時間できる会社さまでした。

3社目 ~買えなかったブランドマンションのリフォーム部隊のC社~

B社と合わせてお声がけしたC社は、申し込みをしたものの購入に至らなかったマンションブランドのリフォーム子会社。
不動産屋の営業さん経由でご紹介いただき、こちらもすぐにメール・訪問での打ち合わせ。

こちらの営業の方が、場数をこなした姉御って感じで、こちらのやりたいこと言いたいこともすぐ汲んでくれるし、その場でできる出来ない確認しないとわからないの回答がいただける、敏腕営業マンさんでした。

4社目 ~チラシ投函からつながったD社~

B社・C社ともに好印象で、どちらかと進めたいと思いつつも、どちらも大手子会社ということもあり、おそらくやりたいことを詰め込むと見積も予算オーバーになる、さらにオーダーキッチンの契約まわりが少々面倒になりそう、というお話もあったころ。

1枚のチラシが我が家に投函されました。

『リフォーム承ります』的な内容のソレは、いろいろなことに頭を抱えていた私たちにとって、新たな光でした。

さっそくHPのメールフォームから問い合わせ。
チラシ投函されるくらいご近所の会社ということもあり、すぐに訪問いただき打ち合わせを開始。
オーダーキッチンのこと、予算のこと、やりたいことなどなどお話する中で、”ここならなんとかなるのではないか…”そんな気持ちにさせてくれる会社さんでした。

迫るローン申し込み期限、見積作成しようにも現地調査ができない問題

なんとなく、4社出そろったところで本来なら、さくさくっと現調して粗方の見積をつくってもらい、リフォームローン申請をしたい…

のに!!

売主様が退去された後は結構フリーにお部屋見せていただける話だったのにお引越し後もお仕事で使うことになったり、お引越し先が遠方のため現調に立ち会えないから日程調整もすすまないという事態が発生。
(不動産屋にカギを預けていただくこともできず…)

なんとか限られた日程でB社・C社・D社に日程調整していただき、現調ができたことで、見積作成と進むことができました。。

4社の見積がそろい、D社に決定

ローン申請の直前に見積がそろい、B社・C社は予算の1.5倍近い見積額になってしまい、あえなく断念。
A社も価格としては予算内だったものの、やはり最初に持ってしまった気持ちを盛り返すことができず…
D社に依頼することとしました。

振り返るといろいろな理由と経緯はあったものの、本当にいい会社に出会えたと思っています。
あとで聞いた話では、私たちが投函されたチラシはたまたまスタッフの手があいたタイミングで近所のマンションや会社に100枚程度投函したものだったそう。

そこからこんな話につながり、こういうお付き合いが始まるとは…
会社の社長さんも担当さんも、私たちも、『ご縁』を感じずにはいられませんでした。

現居にも新居にも近いため、物件引き渡し後の打ち合わせも現調もすぐに会えることは、リフォーム会社決定したときには感じてなかったメリットの1つ。近いは正義。

リフォーム会社をどう決めたか、というお話でした。
次はいよいよ間取りを決めていきます!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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あおみく
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