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中央区日本橋エリアの保育園事情を勝手にまとめました。

こんにちは。日本橋エリアに住んでもうすぐ10年のあおみくです。
2年前には自分が保活をしていたこともあり、この時期になると各家庭に保育園の通知が届き保育園が決まり、復職に向けて準備をしていたかな、と当時を思い出します。

先に断っておきますが私は自治体職員でもないですし、もちろん保育園関係者でもない本当にただの人です。自分が日本橋エリアで保活をした、という事実はあるだけです。

でも、だからこそ、保育園事情ってあまりにも情報が少なすぎない?と思っているので、私なりに中央区日本橋エリアの保育園事情を勝手にまとめてみます。

中央区の保育園の決め方

まず最初に押さえておきたいのが、保育園の決め方です。
その基本になるのが中央区から出されている「保育園のごあんない」です。必ず申し込み年度のものを確認してくださいね。
(私は参考として前年度のものを事前に読み込んでいましたが、加点方式が変わっていました笑)

そしてその中に記載の『利用調整基準表』に基づいて、世帯ごとに順位がつけられて、順位の高い世帯から希望園の空き状況を希望順位に沿って確認し空きがあれば内定、です。
※園ごとに希望者を順位付け、ではなく世帯を順位付けしてその世帯の希望を上からかなえていく、という方式です。

では、順位が高いほうが希望園に入りやすい、どうやって順位を決めるのか、というと『利用調整基準表』の基本指数調整指数優先順位により決まります。

まずはわかりやすい基本指数

基本指数は父母それぞれの保育を希望する理由(就労や妊娠出産、介護、求職など)とその条件によって11~20点までつき、父母の合計の数が点数です。
例えば、父・母ともに1日8時間以上の就労を常態であれば20点+20点の40点、という具合です。(勤務時間にもよりますが、多くの共働き家庭が40点かと…)

つぎに加点がつくかも?調整指数

そして、同じ点数の世帯をさらに順位つけするのが調整指数です。
これは兄弟がすでに入所する園に入所を希望時に加点がついたり、3歳児入園児に認証・企業型保育園から転園する場合などの加点などがあります。
第1子を中央区の保育園に入所させる場合には、あまり加点はない…と思います。

在住日数の長さも考慮される、優先順位

そして最後に、優先順位
これが本当に順位を決めるもの、と私は考えていました。
というのも、あくまでも想像ではありますが、第1子で入園を希望する場合はどの世帯も40点だと思うのです。
その同じ40点でも順位に振り分けるのがこの優先順位。
父母どちらかが単身赴任かどうか、子どもの数、そして中央区の在住日数の長さと住民税(低いほうが順位が高い)などで、世帯を1位から800位くらいまで順位をつけるようです。

わかりにくいので、相談窓口あります。

と、ここまで順位のことを書いてはみたものの、わかりにくい。
そんな時はぜひ、区役所や区の施設に相談に行ってみてください。

なお、中央区では区役所以外の特別出張所や保健センターなどで「保育園入園出張相談」を行っています。

保育園の園長経験者(きっと区立)が保育園入園に関する相談に乗ってくれるもので、私は3~4回行きました。(最初に行ったのは子供がまだ3か月くらいの頃で、こんなに早い時期から来たの!と驚かれました笑)
順位のつけ方や園の内定のしかた、そもそも園での生活や、復職の悩みまでお話できとても参考になりました。

区役所は遠いしな~という方は、お近くの施設での開催日程をチェックして足を運んでみることをお勧めします。

2025年4月入園状況結果は?

では、いよいよ保育園の利用調整結果をみていきましょう。
結果は『利用調整結果の公表』というHPで確認できます。

2025年4月入園の申し込み総児童数(0歳児〜5歳児)は1,688人、1歳児の申し込みは787人でした。

利用調整結果より

区立認可保育園の結果

まずは区立保育園から。日本橋エリアの区立認可保育園は5つです。

  • 十思保育園

  • 堀留町保育園

  • 人形町保育園

  • 日本橋保育園

  • 浜町保育園

中央区日本橋エリアにある、園庭がある限られた園です。(基本、私立認可保育園に園庭はない、はず。屋上を活用した園もありますが。)
また公立園のためクラスあたりの人数が多いため園の規模も大きく、どこも人気だった印象です。

区立認可保育園の利用調整結果。
黄色枠が日本橋エリアの保育園です。

まず0歳児の6か月以下で預けるなら浜町保育園しか枠がないのですが、ここは空きがあるので、定員より応募がすくなかった→応募したら入れたということですね。
お仕事の都合などで出産後比較的すぐに復職を考えている方の選択肢としてよさそうです。

また、0歳児7か月クラスも基本的には40点で入園が決まっています。
そのため、特に特別な点数稼ぎをしなくても0歳児入園はできたものと予想。
ただし、順位表示が比較的早めなのが気になります。

そして1歳児入園。
こちらはやはり人気の十思と堀留町が43点以上・41点と加点が必要になっています。一方人形町・日本橋・浜町は40点のGとJなので、特に加点対策は不要なものの、私立よりは人気な印象をけます。
十思はモンテッソーリ教育を取り入れていること、堀留町は堀留児童公園に面していて実質園庭の役割になっていることもあり、日本橋エリアの人気園と言えるかと思います。

2歳児から5歳児については学年によって空状況と点数状況が異なるので一概に言えないのでスルーします。

私立認可保育園

こちらは園の数も多いので個別に触れていくのは避けますが、ざっと全体を見て感じるのは、、
1歳児入園にこだわらなくてもよいのでは…ということです。

緑枠が日本橋エリアです。
※真ん中の水天宮・蛎殻エリアは守備範囲外です。

ご覧の通り、1歳児クラスの多くは空きなしですが、2歳児以降も園の空きはあるため、ご家庭の状況に合わせて途中入園という選択肢がとれます。
もちろん、園生活は4月から一斉スタートなので出来上がったコミュニティに入るのが不安、という方もいるでしょうが、案外子供たちはいつから入ったお友達、とは気にしないでしょうし、なによりパパママとも顔を合わせるのは保護者会と運動会くらいなので、コミュニティが確立しているという印象もありません。

ここまで2歳児以降のクラスに空きがあれば、1歳4月に照準をあてなくてもいいのでは…と思いました。

ただ一方、復職や家庭の事情で1歳4月を照準に、ということももちろんあると思います(我が家もそうでした)。

とはいえ、1歳児クラスでの入園は基本的には40点、一部38点や空きありの園もあるため、”どうしてもここ!”とならなければ入園自体は可能かと思います。
園見学に行き、自宅と職場と園の動線を確認し、園の雰囲気や先生方と子供たちの様子、日々の連絡帳や荷物の準備などを聞いたうえで入園希望を出せば大きく希望から外れることもないのかもしれません。

ちなみにですが我が家はできるだけアナログ園を避けたかったのもあり、連絡帳アプリ導入、おむつサブスク導入、コットのシーツ選択不要など日々の準備が負担にならなさそうな園を選びました。その代わり、少し自宅・園・駅の動線が悪いのを我慢しての入園でしたが、いまは転職と引っ越しをしたことでそれも解消され、ただただとても通いやすい園に通っています笑

さて、個別にふれるのは避ける、とはいったもののこのエリアでどうしても触れなければいけないのは「アイグラン保育園日本橋」です。
こちらは43点Cが最低点なので、ご兄弟枠で埋まっている可能性大です。そこに割り込むなら、やはり加点対策か0歳児からの入園が必要かもしれませんね。。
見学に行きましたが、園児が本当に生き生きしていて人気の秘訣はこういう空気感かな、と思った記憶があります。

なお点数や順位が高い園が良い園で、点数が低かったり空きがあるのは悪い園、ということではなく、自宅と職場との通いやすさも含めた”相性”みたいなものがあるかなと思います。
他園のママたちと話しても、動線重視でマンションから一番近い園にした方も、駅から一番近い園にした方もいましたし、兄弟がはいっているから下の子もそこに、という方も様々でした。

おわりに

自分が保活していた時、というか妊娠が分かってからずっと産休・育休・保育園と復職というのは頭にあったので、全然情報がないことが不安で仕方なかったことを覚えています。
妊娠の報告を会社にする際に、産休に入る時期と復職の目安も伝えないといけないのに、0歳児で入らないと保育園に入れないのか、1歳まで待てるのか、はたまたもう少し延ばせるのか…そんなこともわからず「1歳の4月に保育園は入れれば~」とか適当に濁しながら産休に入ったので、それがなんとなく足かせになり”4月には入園させねば!”と始まったのが私の保活でした。

今回取り上げたのは認可保育園ですが、企業型や認証など様々な形態の保育園がありますので、ぜひ興味のある方はご自身で見学に行ってみてくださいね。

ただの個人の感想ではありますが、これから中央区の日本橋エリアで子育てをする方の参考になればうれしいです!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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あおみく
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