【綿町ダイアリー】#546 F 1 サウンドを聴きながら郷愁に浸る夕暮れどき
CDのタイトルは、
「FORMULA 1
WORLD CHAMPIONSHIP 1993」
そして帯のキャッチコピーはこれ。
“ F1テーマ曲と3D立体サウンドによる
イメージアルバム ”
モータースポーツ系にはよくある企画ものだけど
なんか面白そうなCDでしょ。
延々エグゾーストノートだけが流れるなんて、
そんなCDなかなか無いです。
でもこのCDが特別なのは、1993年だから。
そう、セナが亡くなる1年前のシーズン。
このCDにも入っている
サンマリノGPイモラサーキットのサウンド。
このサーキットの特徴は、
6速全開で高速タンブレロコーナーを左へ抜け、そのまま同じく高速のヴィルヌーヴコーナーを右へ抜けたあと、一気にブレーキングしてトサコーナーへといくところ。
ここのブレーキング勝負が見所のひとつでしたね。
しかし、そのタンブレロでセナが亡くなり、
翌年からタンブレロとヴィルヌーヴは高速コーナーからシケインへと改修されました。
このCDでは、その改修前のタンブレロからヴィルヌーヴへと駆け抜けて行くF1マシンのエグゾーストノートを聴く事ができるんです。
だから胸が熱くなる。
1993年のドライバーは、
プロスト、セナ、シューマッハ、アレジ、
ベルガー、ヒル、パトレーゼ・・・
右京とアグリもいましたね。
そして、彼らの熱いエグゾーストノートの合間に、当時のF1中継エンディングテーマやグリッド紹介のテーマ曲が流れてきます。
ね!最高でしょ!
夕暮れどきにあの頃に想いを馳せながら聴く。
いいアルバムです。