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【綿町ダイアリー】#48 日曜日よりの使者
連載日記『綿町ダイアリー』✏︎姫路市綿町でブライダルプロデュースとカフェを融合したブライダルカフェを運営しています。ウェディングプランナー&カフェマスターの二刀流の日々を綴ったエッセイです。
2022年9月18日。
綿町カフェをオープンして最初の日曜日。
常連さん、一見さんが入り乱れてご来店され、2人席、4人席が埋まり、さらには入り口横のカウンターまでお客様が座っている。
たった5坪の小さなカフェだから、当初は4人も入れば人の熱気でいっぱいだろうと思っていたけど、8人入っても案外と問題の無い事に驚いた。
さらにここはマスターである僕と会話をするカフェだと思っていたのに、自分たちの世界に入って会話を楽しまれてるお客様を見て、「普通のカフェじゃん!」って、少し笑ってしまった。
まぁ、僕と会話しなければいけないという縛りはないんだけど(笑)
そして午後になり、奇跡的な事が起こった。
まずは、7年前に当社プロデュースで教会結婚式をしてくれた新郎新婦様がご来店。ホントに久しぶりの再会でテンションが上がる。
少し会話していると、次はなんと今年お寺でフォトウェディングをしてくれた新郎新婦様がご来店。
「こちらも新郎新婦様なんですよ!」
2組を引き合わせ皆で会話してると、なんとなんと昨年レストランウェディングをしてくれた新郎新婦様がご来店。
一度に3組同時のご来店となった。
これまでも過去の新郎新婦様がブライダルサロンに遊びに来てくれる事はあるが、あくまでひと組ひと組の対応。
3組同時だなんて事はあり得ない。
それが僕がカフェを始めた事で実現した訳だ。
カフェをやって良かった。
そんな想いに包まれた日曜日の午後であった。