【綿町ダイアリー】#235 午後3時の珈琲とコルトレーン
コルトレーン嫌いだった僕が、
50代になり「Coltrane」を久々に聴いて覚醒。
そして「Black Pearls」が、
いつしか僕の愛聴盤になってしまった。
人の嗜好というものはわからないものである。
このアルバムはドナルドバードの音の良さだ。
天空へ抜けるようなトランペットは絶品。
こういうのを音が鳴るって言うんだな。
ガーランド、チェンバースの安定したリズム隊に
美しく鳴り響くドナルドバード。
そこに迫力満点のコルトレーンが入り、
全体としてとってもバランスのいいアルバムだ。
仕事がひと段落した夕方3時。
深煎りの美味い珈琲をいただきながら
大音量で「Lover Come Back To Me」を聴く。
これがなかなかにイイのである。
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