【綿町ダイアリー】#490 仕事は顔を作る
数年ぶりに後輩(男性)と会った。
年齢は30代半ばになるのかな。
「美味しい珈琲飲ませてよ」
可愛げのある物言いは昔から変わらない。
ただ、久々に見る彼の顔は変わったように見えた。
顔に雰囲気がでている。
確か僕と会わなくなってから
仕事を変えたと言っていた。
「今、何してる?」
「職人。絵描いたり彫ったりしてる」
なるほど・・・。
職人気質の良い師匠に巡り会えたんだろうな。
そんな顔をしてる。
「珈琲美味いか?」
「まぁまぁかな。うそうそ。美味しいっす!」
あぁいいな、この感じ。
今日も若い奴から刺激をもらえた。
僕も雰囲気のある珈琲屋にならなきゃ。
精進精進。