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工場動力の話

どうもkbです。中目黒土産店の商品が中目黒 蔦屋書店に期間限定で並んでいますね。私も見に行ってなかなかに感動しました。が、今日もいつも通り土産店とは無関係の話です。

私が日々仕事をしていて、営業活動でまわるのはいわゆる工場です。あらゆる部品製造、コンビニ弁当やら飲料やらの食品関係、ゴミ処理、病院、などなど。

そういった工場ではどんな動力が使われるかというと、水と電気です。まぁ家庭でも同じですね。もちろん設備があって、それに水と電気を通してエネルギーを発生させたり転換させたりします。

例えば蒸気。ボイラーを動かして蒸気を発生させ、それを単純に製品などを加熱する用途で使ったり、あるいは蒸気機関のような形で ものを動かしたり。

また例えばクーリングタワー。対象設備から返ってきた温かい水を、タワーで雨のように降らせて5℃くらい冷やして返送する。流れる水は冷却水と呼ばれます。

上記2つとも関わる設備に吸収式冷凍機というものもあります。目的は7℃くらいの冷水をつくることです。クーリングタワーで例えば37℃から32℃に冷やした水を冷凍機に送り、その温度差と蒸気の力で冷水をつくりだします。詳しい構造はググってみてください。私は未だに説明しきれません。冷水を通した配管に風を当てると冷風ができます。これがクーラーとして使われたりします。工場のような大規模な場所ではこのほうが効率が良かったりします。

ボイラーもクーリングタワーもその流れる水をそのまま使って放っておくと、必ず障害が発生して設備は壊れてしまいます。それを防ぐためにそれぞれに応じて薬品を入れるわけです。私はその薬品を売っています。

ボイラーはつまり湯沸かし器ですので、蒸気を発生させると、もともと水に溶けていたミネラル分だけが残り、それが結晶化してボイラーにこびりついてしまいます。またボイラーは金属製ですので、ただの水道水とずっと接触していると錆びます。それを防ぐのが薬品です。

クーリングタワーは外気に開放してある場合があって、外の有機物を吸い込み、それがエサになって菌類や藻類が繁殖します。また37℃→32℃のような温度でもボイラーと同じように水分のみが蒸発していってミネラル分が結晶化したりもします。ここでも必要に応じて薬品を使います。

こんなふうに工場を動かすときには動力設備が欠かせないので、そこに使う薬品も必要不可欠となります。薬品をどうしても使いたくない食品工場では、機器処理をしたりもしますが。

こんな仕事をしていて、なぜ中目黒土産店に関わることになったんでしょうかね。縁って不思議です。

そういえば、仕事はなかなかの体力勝負なのですが、やはりマスクは欠かせません。使い捨ての不織布マスクは汗で濡れて呼吸困難になることもあり、ちょっと不便です。そんなときに布マスク! 呼吸しやすいです。洗って何回も使えます。重宝しています。


いつも通りまったく脈絡の無い話になってしまいました。今日はこのへんで。

中目黒土産店 / kb


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